放課後等デイサービス暖母 多の津1です☺️
さて月曜日の熱く語ります会の今日は、
前回のお話しの続きひだまりストーリー②です。
気になる方は前回分ものぞいてみてくださいね🎵
今回のタイトルは『忘れ物』
暖母には自分の荷物の管理が難しく、
忘れがちな子どもたちが何人か居ます。
※このタイトル『忘れもの』。
実はこの概念についても話していきたいところなのですが、熱くなりすぎて話が脱線してしまいそうなので今回はやめておきます😊
忘れもの課題への取り組み方はそれぞれで異なり、「忘れものをせずに済む方法を身に付ける」を目標に忘れものボードを使って確認しているお友だちや、
今回ご紹介している○○くんの様にボードを使わずに取り組んでいるお友だちなど、一人一人の個別の支援があります。
○○くんは何故ボードを使わないのか。
そこには子どもたちとの関わりから学んだ
療育支援の本質があります。
ここでの支援への道筋は単なる
「忘れものへの取り組み」なのですが、
その支援を「どんな風に行うのか」の判断には、
彼の行動や言動から彼の考え方を予想し、
彼の気持ちに共感し、彼のことを知り、彼にとって何が大切なのかをスタッフ全員で考えることが何より大切だと私たちは考えています。
今回の彼の場合は
・週に1度の利用であること。
・彼の行動には必ず彼なりの意味があるということ。(これまでの行動でのヒヤリングやケース記録から)
・物を創造することが好き
・現在彼にとっての暖母は頑張るところではなく、彼を受け止めてもらえる場所として
彼が過ごしているということ。
(スタッフとの会話の中で小学3年という立場で彼が感じている不明確な苛立ちや、学校のお友だちとの関わりを大丈夫だと言いながらも、○○なことがあって、○○したー。平気やけどね。と、自分のしたことへの後悔をスタッフに口にしながら、どうしたらいいのかと答えを求める不安定さ、彼の性格と人柄ゆえの甘えたくても甘えられない長男としてのがんばり。などのヒヤリングから想定)
そして何よりも、
・彼自身が忘れものをすることに困っていないということ。
基本忘れるのは暖母の連絡帳であったり、宿題後の鉛筆や定規。それでも彼は困らないのだそうです。
確かに連絡帳はスタッフが困るものであり、
暖母での様子をお伝えできないわけではなく、
送迎でお話しをする親御さんにとっても困るということはないかもしれません。
鉛筆や定規。
私たちの感覚だと学校で困るでしょー?と思いますが、彼に言わせると借りられるし、三角定規があるから大丈夫。とのこと。
なるほど。確かに。
では今回はここまで☆
次回もお楽しみに☺️
ひだまりストーリー🌼.*
暖母っ子
20/03/17 14:18