訪問看護ステーション暖母です。
■「ノロ」に似た“2つのウイルス”猛威
今、ノロウイルスではない胃腸炎が増加しています。そのウイルスの名は「サポ」と「アストロ」。
どちらも胃腸炎の症状、吐き気、嘔吐、下痢、微熱、腹痛、倦怠感(けんたいかん)などは、ある程度似通った傾向はあるといえる
季節外れのノロウイルス感染症の流行は、主に2つの要因によって引き起こされます。1つは、例年よりも寒い冬が続いたことによって、ノロウイルスの生存期間が長くなったこと。もう1つは、特定のタイプのノロウイルスが新たに流行している可能性があることです
詳細:
* ノロウイルスの生存:
ノロウイルスは低温で長期間生存するため、冬場が流行のピークです。例年よりも寒い冬が続くと、ノロウイルスがより長い期間生存し、感染リスクが高まる可能性があります。
* 新タイプのノロウイルス:
最近、ノロウイルスに似た「サポウイルス」「アストロウイルス」と呼ばれるウイルスが流行しているという報告があります。これらのウイルスも、ノロウイルスと同様に感染性胃腸炎を引き起こす可能性があります。
* 免疫力の低下:
寒さや季節の変わり目による体調の変化、ストレスなどで、免疫力が低下していると、ノロウイルスに感染しやすくなります。
対策:
* 手洗い:
石けんと流水でしっかり手洗いを心がけ、手指の衛生管理を徹底しましょう。特に、トイレ後や食事前には必ず手洗いをするようにしましょう。
* 消毒:
ノロウイルスはアルコールで不活化されないため、消毒液ではなく、塩素系消毒剤を使うことが推奨されます。
* 食中毒予防:
生の食品を食べる際は注意し、調理器具の消毒も徹底しましょう。また、加熱調理も効果的です。
* 体調管理:
十分な睡眠、栄養バランスの取れた食事、適度な運動など、体調を整え、免疫力を高めることも大切です。
福岡県における状況:
福岡県では、今年に入りノロウイルスによる感染性胃腸炎が増加しており、例年よりも季節外れの流行が続いていると報告されています。
まとめ:
季節外れのノロウイルス流行は、寒さによるウイルス生存期間の延長と、新タイプのウイルス流行が原因と考えられます。手洗い、消毒、食中毒予防、体調管理を徹底し、感染予防を心がけましょう。
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季節外れのノロウイルス感染症の流行
暖母っ子
25/06/17 13:27
