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もしかして偏食?①「食べられない」の理由とは・・・?

教室の毎日
こんにちは。
LITALICOジュニア西宮教室です!

今日は『偏食』についてお話します🍴

食べられるものが限定的で
偏りが強いとされる『偏食』ですが、
『好き嫌い』との判別は非常に難しいです。

一般的に『偏食』とは
特定の食品に対する好き嫌いがはっきりし、
その程度が激しく場合によっては栄養に偏りが出る状態を指します。


『偏食』はわがままではなく、
背景にこんな様々な理由が隠れているとされます👀


①消費エネルギーの少なさによるもの

活発に運動する機会が乏しく、
日中に消費するエネルギーが少ないことで起こります。
そもそもお腹が空いていない、
空いていないから食べる気にならない、
少しの量で済むため好きなものだけを食べる、
といった状態から『食べられない』が生まれます。


②こだわりの強さによるもの

興味関心の幅が狭く、
お子さま自身のこだわりから
食べられるものが限定的になることも。
「この切り方じゃないとダメ」
「カレーに入っているものでないとダメ」
「○○の味付けでないとダメ」などのこだわりから
『食べられない』が生まれます。


③はじめてへの不安によるもの

はじめての場所やもの、人に対して
不安な気持ちが強いお子さまは
はじめての食べ物にも不安を感じやすいです。
おうちでは食べられる料理でも
園やお店ではちょっと違う見た目から
『食べられない』が生まれます。


④過去のマイナスな経験によるもの

以前同じ食材を食べたときに
熱くてやけどをした、噛み切れず口に残った、
大人が怒っていた、のどに詰まった、などの
嫌な経験から『食べられない』が生まれます。


⑤口腔内の不器用さによるもの

舌やあごを上手に動かせず、
咀嚼ができないことから『食べられない』が生まれます。
前歯で噛み切れない、
舌を使って奥歯に運べない、
ひとかたまりにできず飲み込めないことが考えられます。


⑥感覚の過敏や鈍麻によるもの

人は食べ物のにおいや味だけでなく、
聴覚や視覚、触覚も使いながら食事をしています。
噛むときの音が耳に響く、
白いご飯に何か混ざる見た目が苦手、
どろっとしたものが口に当たる感覚が苦手、
などの理由から『食べられない』が生まれます。



今回は「偏食の理由」をご紹介しました🍚

『偏食』と一言でいっても
今回紹介した①から⑥のように様々な理由が隠れています。
また、1つの理由だけでなく
複数考えられることも珍しくありません。

お子さまの食べ物に対する苦手が
何を理由に発生しているのか見極めることで
適切な支援につながると考えています(*^-^*)

保護者さまにとってもお子さまにとっても
楽しい食事の時間になりますように✨




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