こんにちは!
今日は、「前庭覚(ぜんていかく)」についてご紹介します💡これも、前回までにご紹介した「基礎感覚」の中の1つです。
皆さんは、「前庭覚」という言葉を耳にしたことはありますか?
あまり聞き馴染みのない言葉ですよね☝🏻
一般的によく言われる「三半規管」※ のことをイメージすると、捉えやすくなると思います💫
(※ 三半規管は、耳の奥(内耳)にある平衡感覚を司る器官のことをいいます。前庭覚=三半規管ではありませんのでご注意ください💦)
前庭覚とは、平衡感覚とも呼ばれ、バランスに関わる感覚です。
体のバランスの変化に応して、目の動きや筋肉の緊張、姿勢などをコントロールします。
例えば、身体が右に傾いたときは、筋肉の張り具合を調節する固有覚と連動して、左側の筋肉の張り具合を高め、頭を垂直に保つように調整します。
また、一点を注視している際に頭を動かしてもあまりブレずに見えるのは、前庭覚が頭の頃きを感じ、視線を安定させているためなんですよ👀
また、前庭覚は、自律神経にも深く関わっています。
たとえば、車酔い。だんだんと気持ちが悪くなってきてしまうのは、自律神経と繋がっているから起こること。もしかしたら、子どもたちが不機嫌になる理由として、気分が悪くなってしまったからということも考えられるかもしれません。
このように、前庭覚は気持ちのコントロールとも密接に関わっているのです。
前庭覚を育むことで、自ら気持ちをコントロールする力が身に付き情緒の安定にも繋がっていきます🌟
チャイルドでは、視線や姿勢を安定させることや、学習意欲、生活態度の安定を目指し、総合的な活動を取り入れた療育支援を行なっています💡
次回は、前庭覚が働かないとどうなるのか?や、前庭覚を育む遊びについて段階を踏みながら詳しくお伝えしていきます☘️
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前庭覚ってなに?
チャイルドウィッシュの療育
23/06/22 18:40