2018年4月2日(月)きずな学園が正式にオープンしました。
いろんな思いの詰まったきずな学園。
寒い冬の間に工事をしていただいた職人さんたち、
素敵に仕上げていただいてありがとうございます。
子供たちが、ぬくもりを持ってきてくれるきずな学園。
ここで、思いを綴ります。
好きなことをしているときの子供の瞳・・・
好きなことを話しているときの子供のテンション・・・
好きなことを考えているときの子供の表情・・・
キラキラしていますよね。
「あのね!それでね!こうでね!」
「これやっていいの?これ使っていいの?本当?」
好きなことを目の前にした子供達の瞳は本物です。
その輝きを、大人や社会の都合で失わせてはいけない。
先日ゲームの好きな小学生の男の子に、
きずな学園でゲームを教わりました。
「ゲーム教えてくれる?」
「いいよ!!!」
学校への行き渋りがあったり、心が繊細がゆえに傷つきやすい子が
とびっきりの笑顔で、
「こうだよ!」「こうするんだよ!」「次はどうしたい?」「どっちにする?」と
わかりやすく教え、導いてくれました。
その時の表情といったら、とてつもなく自信に満ち溢れていました。
この子は自信を持っている!確信しました。
周りを元気に、Happyにしてくれる、元気な声と笑い。
好きなことを教えるときって、こんなに素敵な表情になるんだ!
きずな学園は、これが、大事なことだと考えています。
好きなことがゲームであったとして、それを教えることで自信がつくなら、
ツールとして大いに取り入れたいと思っています。
好きなゲームで元気になれるならば、好きなゲームで笑えるならば、
そして、好きなゲームを通してコミュニケーションがとれるならば、
それこそが、SSTの授業になったりするわけです。
だから、私たちは、子供たちの行いを否定しません。
ゲームに限らず、子供たちの「好き」「楽しい」という気持ちを
まずは受け入れてあげたい。
野球選手になりたいと頑張っている子供に「野球ばかりして・・・」
とは言わないですよね?
ピアノの先生になりたい子供に「ピアノばかり弾いて・・・いい加減やめなさい!」
と言いますか?
頑張って成功するのも勉強。また、失敗するのも勉強なのです。
成功したとき、失敗したときに、子ども自身がどう乗り越えるかは大切なポイント。
乗り越え方とこれで終わりじゃないということをきずな学園で学んでほしい。
私たちは、全て『認めるところ』からスタートします。
そこから広がる世界は、きっときっと壮大です。
きずな学園でお待ちしています。
写真での様子などは、HPブログをご覧ください。
http://kizuna-house.net/20180403/1511/
2018/04/03 フリースクールきずな学園の思い
教室の毎日
18/05/09 23:17