こんにちわ、ことば支援課長です!
キッズのお友達からは「けんたさん」と呼ばれています。
本日はキッズフロンティアのことば支援課についてのお話です。
言語聴覚士(ST)という有資格者にて構成されています。
「はて、言語聴覚士?」と思われる方も多く居るかと思います。
平たく言うと、「首から上のリハビリをする人」です。
対象は脳へのダメージ、発達がゆっくり、飲み食い、耳の聴こえ、発声etc。
理学療法士(PT)や作業療法士(OT)と共にリハビリ職と括られることは多いものの、
PTやOTと比べると知名度も低く、有資格者数も少ない状況です、、、。
更に、成人分野で働くSTが約7割。小児STはまだまだ行き届かないのが現状。
ことば支援課はそんな状況を「少しでも良くしたい!」と2年前に前身のチームが発足。
今年度は小児ST3名を増員し邁進しております。
キッズフロンティアではSTの活動を「言語療育」と銘打っています。
言語に対するリハビリやハビリ、訓練やトレーニング、療養や保育、発達支援、
などなどをSTが担っていきたい、という気持ちがこもっています。
一般的な用語ではありませんがキッズフロンティアから広まってくれると良いですね。
ことば支援課への相談の内容は多種多様。
「おしゃべり苦手なんです。」
「お友達と仲良くしたいんです。」
「滑舌良くなりたいんです。」
「聞き返しや聞き逃しが多いんです。」
「食事が捗らないんです。」
「何を考えているのか知りたいんです。」
ご相談内容に合わせて、保育士や看護師、指導員と共に、
<一緒に>
<楽しく>
<できた>
に根拠を持って対応いたします!
【本日の一幕】
幼児クラスのAくんと担当STのNさん。
母子通所での言語療育に立ち合いました。
Aくん:靴を指差しベソをかく。(ママ!もう帰りたい!)
けんた:一人遊びを始める。「アンパンマンの汽車楽しいなぁ。」
Aくん:泣き止みじっと見る。(え、なにそれ、楽しい。)
けんた:しばらく一人遊び。「今度はこっちを通っちゃおうかなぁ!」
Aくん:笑顔。(もっとやって!)
けんた:「はい、Nさん。続きをどうぞ。」
Nさん:「は~い。」(あ、またムチャぶりきた。)
(Nさんしばらく1人遊び、、、。)
Nさん:「課題やろうか。」
Aくん:近くに寄ってくる。(いいよ。)
Aくんの頭の中を推測しつつ、反応を精査して、次の一手を考える。
評価と言われるものの一部分ですが、相手への理解が深まった時はとても嬉しいですね♪
【言語療育】ことば支援課です☆
教室の毎日
23/06/29 17:11