写真はご存じの方もいらっしゃると思いますが、ヘルプマークと呼ばれるものです。ヘルプマークは外見からはわからないけれども身体の内部に疾患や障がいを抱える人が適切な配慮を受けられるよう周囲に知らせる目印です。府や市町村の窓口で♡と✙のマークをデザインしたストラップが配布されています。電車やバスなどの乗り物でマークをつけた人を見かけた際に座席をゆずったり、声をかけたりお互いにしやすくすることがねらいです。国内での一番最初の導入は東京でした。
大阪府は地域福祉推進財団と連携して事業を推進し啓発を進めています。心臓ペースメーカーや人工関節、義足を使用していたり、妊娠初期の方、自閉症や知的障がいなど見た目で障がいや疾患があるとわかりにくい人に対して、周囲の人が配慮しやすいきっかけになることが期待されます。
ヘルプマークは各自治体の窓口で配布されますが、この取り組みのカギはヘルプマークストラップ現物の「必要数の普及」と「認知度の向上」にあると考えます。
街でヘルプマークストラップを付けている人を見かけたら、まず一声をかけていけたらなと思います。
ヘルプマーク
教室の毎日
21/01/08 10:49