おはようございます。
暮れに地元の商店街を歩いていると、お豆腐屋さんで大阪では珍しい「赤こんにゃく」を見つけました。以前に滋賀県の近江八幡市で仕事をしていたことがあり、東近江一帯では日常的に食しているものだということを知りました。
こんにゃくがなぜ赤いのかという由来には諸説あるのですが、一説には「左義長まつり」という近江八幡市の火祭りの飾り物が赤いからである説があります。「左義長まつり」は安土桃山時代から続く祭りで、あの織田信長も自ら絢爛豪華な衣装で参加したと「信長広記」に記述が残っています。
大阪でもお正月のお煮しめ料理に赤いこんにゃくが入ることもありますが、日常的な食材ではないですね。
食感は普通のこんにゃくよりも「もちっ」としている感じがします。また赤こんにゃくの赤色は唐辛子の赤ではなく、「三二酸化鉄」という鉄分の色で、ピリ辛ではありません。料理法は普通のこんにゃくと同じです。
独特の食感が楽しめ鉄分の豊富な「赤こんにゃく」、一度おためししてみてはいかがでしょうか。
赤こんにゃく
教室の毎日
21/01/08 11:03