各自治体の努力によってコロナワクチンの接種がようやく本格化してきました。各自治体だけではなく、防衛省自衛隊の協力による集団接種を加えると、1回でもワクチン接種を完了した国民の人数は昨日の時点で900万人を超えてきました。接種状況の推移を表すグラフを見るとその加速度が見て取れます。
しかしながら、集団接種の当日のキャンセル率の高さにも驚かされます。今後は廃棄されることになるワクチンを無駄にすることなく、臨機応変に有効に接種を進める仕組みを構築してもらいたいと思います。
また職域接種、職場単位接種でのワクチン接種も各自治体の判断にかかってきています。「アプレ豊中緑丘」がある豊中市では、放課後等デイサービスなどの従事者への年齢にこだわらない先行接種も選択されました。
ただワクチンを接種したからといって、すぐにコロナウイルス感染拡大以前のような生活に、社会全体が戻ると考えるのは早計です。現在わたしたちが行っている咳エチケット、手洗い、うがい、手指消毒等は今後も日常的に続けていくべき習慣です。それは今冬のインフルエンザ感染者が例年に比べて微々たるものだったことから、感染症全般にたいする有効な生活習慣だからです。
コロナワクチンの接種状況
教室の毎日
21/06/01 16:49
