例年ですと小学校のこの時期は、プール開きが行われ水泳の授業が始まります。しかしこの夏は各学校の判断で水泳の授業の有無が決定されています。
その判断の根拠は下記の文部科学省からの通知文です。
スポーツ庁体育室令和3年4月9日通知文抜粋「体育は実技を伴う教科であるため、特に児童生徒の健康と安全を第一に考えて、学習 の内容や形態、授業の実施場所や時期等を総合的に考慮しながら、感染リスクへの対策が必要となります。特に、水泳の授業においては、複数学級による合同授業の実施に伴い多くの児童生徒が同時にプールや更衣室を使用したり、複数の児童生徒が組に なる形態で安全の確認をしながら学習を行ったりするなど、児童生徒の密集・密接の 場面が想定されるため、様々な感染リスクへの対策を講じる必要があります。このため、児童生徒の健康と安全を第一に考えて、地域の感染状況を踏まえ、密集・密接の 場面を避けるなど、下記の事項(省略)を十分に踏まえた対策を講じた上で、水泳授業の実施について検討してください。」
この通知文が各市教育委員会から各学校に示され、水泳授業を全面中止にする学校と、週一回実施する学校に判断が割れています。
コロナ禍の前までの、日ごとに元気に日焼けして「夏の少年」になっていく姿を見ていた夏が遠い昔のように感じます。
子どもたちにとっての夏が、普通のなんでもない夏に一日でも早く戻ってくることを願っています。
プールの無い夏
教室の毎日
21/06/25 20:30