子供が小学生のころ、
算数の教科書通りでは理解が難しくて、
(私の子供のころと教え方が違っていました)
担任の先生に相談したことがあります。

教科書通りだと全然理解できないので、
違うやり方でもいいですか?

担任の先生が答えてくれました。

山登りと一緒ですよ。
どんな道から頂上を目指しても大丈夫。
頂上が同じなら、どんなやり方でもOKです!

子供たちの中には、机上の学習が苦手な子もいます。

「青色を〇で囲んでください」
とドリルを見せても逃げ出したり、
適当に指さしたりします。

でも、たくさんのいろんな色のコップを積んでおいて、
「青いコップを持ってきてください」
と伝えるとちゃんと持ってくることができます。

「青色が認識できる」ことを達成するために
必ずしもドリルを使ったり、
机に座る必要はないと私は考えています。

「お花に〇をつけてください」
というドリルの問題に〇をつけられなくても
公園で「お花、どれ?」と尋ねると
「これ!いい匂いね!」
と答えてくれる子がいます。

お花の匂いや色や大きさや
「いい匂いね」と言える感性。

こんなところを大事にしながら、
学習していきたいなあと思います。

どうせ学ぶなら、楽しく!ですね。


スタッフ　　柳川