東日本大震災からもう13年。
地震の中で家が崩れ、瓦礫の下から聞こえていた声が次第に小さくなりやがて呼びかけに何も答えなくなってしまった。押し寄せる洪水から逃げようと屋根に上った時、抱えた腕から零れるように濁流の中に消えて行ったわが子の怯えたような目が忘れられない。そんな地獄の体験をされた方が、先日の能登半島地震もそうですが数えきれないほどいるのでしょう。
そんな方の多くがとても不思議な体験をされたといいます。
瓦礫の下で息絶えた父が夢枕に立ちこちらを見て微笑んでいる。誰も居ないはずのキッチンに人の気配が確かにする。上手にあんよが出来るようになったばかりの赤ちゃんが好きだった三輪車が、風もないのにすうっと動く。
まるでオカルトの世界のようなお話ですが、そんな体験をされた人たちに共通しているのは、家や故郷そのものがなくなってしまった現実の中で大切な人までも失った辛さ。到底立ち直れるとは思えない胸を潰されるような苦しさ。そのような中で、姿は見えないけれど愛する人が確かにそこにいると思えると、苦しさや辛さが少し和らぎ、あの時から動かなくなってしまった時計が動き出す。『いつもそばにいるよと言ってくれているようで、そう思うことで自分も前を向いて生きて行こう、生きて行かなければいけないと思えた』ということです。
本当に幽霊なのか、そう願っている人が見る幻なのか。とても不思議なことですが、信じたいと思えるお話しです。
第一は今日、新横浜ラポ-ルのサブアリ-ナで思いっきり身体を動かして遊びました。体育館の中を走ったり三輪車に乗ったり滑り台を滑ったり。いろいろな遊具を使って思い切り遊びました。
第二は3月の工作です。画用紙で綺麗な蝶々を作りましょう。春らしい可愛い蝶々がお部屋の中をひらひら。みんな真剣に取り組んでいました。
こまめに手洗い。いつも消毒。そして距離も測りましょう。明日も元気でライズで会いましょう。
(金)「新横浜ラポ-ル」&「3月の工作」
教室の毎日
24/03/15 18:53