前回に続き、コミュニケーションの機能、役割についてお話したいと思います。
さて、みなさんはPECS®をご存じですか?PECS®は、自閉スペクトラム症など言語発達に遅れのある子どもや成人のための「絵カード交換式コミュニケーションシステム」です。
応用行動分析(ABA)の概念を基に1985年にアメリカで開発されました。単に絵カードを並べるだけでなく、「自発的な意思伝達」を最優先に指導する点が最大の特徴です。導入するにあたっては、応用行動分析をベースにした、効果的な褒め方や間違いを教えなおす手順がマニュアル化されており、ワークショップ(ピラミッド教育コンサルタントオブジャパン(株)が主催)で学習する必要があります。
さて、そのPECS®のマニュアルの中に、9つの重要なコミュニケーション機能の説明があります。
ごくごく簡単に紹介すると、
表出: ①強化子(学習者が大好きなもの)の要求
②援助の要求
③休憩の要求
④拒否(いいえ)
⑤肯定(はい)
理解:⑥強化子の遅延/消失に応じる→「待って」/「だめ」に応じる
⑦活動間の移行
⑧指示に従う
⑨スケジュールに従う
の9つです。
不適切な行動(泣く、大声を出す、地団太を踏む、だれかを叩く)ではなく、
① 欲しいものを伝えられるか
② 困ったときに「手伝って」と言ったり、幼児なら大人に実物を持っていったり
できるか
③ 疲れた時などに「休みたい(休憩したい)」と伝えられるか
④ Noが言えるか
⑤ Yesが言えるか
⑥ 欲しくても、しばらく待つことができるか、あるいは、ダメと言われたら止める
ことができるか、代わりの物で我慢できるか
⑦ 次の活動へ切り替えができるか
⑧ 視覚的な指示や口頭の指示に従って行動できるか
⑨ 時間割通りに活動に参加できるか
未就学児では、まだ獲得が難しい機能もありますが、PECS®の重要なコミュニケーションと位置付けられているこれらの機能を獲得することはとても大切です。発語があってもなくても、これらの機能が使えると生活が概ねスムースになります。不適切な行動は、コミュニケーションが取れないことが背景にあると言われています。
もし、お子様の癇癪行動に悩まれている保護者の方がいらっしゃったら、一度CoreMoreまでご相談ください。(言語聴覚士N)
さて、みなさんはPECS®をご存じですか?PECS®は、自閉スペクトラム症など言語発達に遅れのある子どもや成人のための「絵カード交換式コミュニケーションシステム」です。
応用行動分析(ABA)の概念を基に1985年にアメリカで開発されました。単に絵カードを並べるだけでなく、「自発的な意思伝達」を最優先に指導する点が最大の特徴です。導入するにあたっては、応用行動分析をベースにした、効果的な褒め方や間違いを教えなおす手順がマニュアル化されており、ワークショップ(ピラミッド教育コンサルタントオブジャパン(株)が主催)で学習する必要があります。
さて、そのPECS®のマニュアルの中に、9つの重要なコミュニケーション機能の説明があります。
ごくごく簡単に紹介すると、
表出: ①強化子(学習者が大好きなもの)の要求
②援助の要求
③休憩の要求
④拒否(いいえ)
⑤肯定(はい)
理解:⑥強化子の遅延/消失に応じる→「待って」/「だめ」に応じる
⑦活動間の移行
⑧指示に従う
⑨スケジュールに従う
の9つです。
不適切な行動(泣く、大声を出す、地団太を踏む、だれかを叩く)ではなく、
① 欲しいものを伝えられるか
② 困ったときに「手伝って」と言ったり、幼児なら大人に実物を持っていったり
できるか
③ 疲れた時などに「休みたい(休憩したい)」と伝えられるか
④ Noが言えるか
⑤ Yesが言えるか
⑥ 欲しくても、しばらく待つことができるか、あるいは、ダメと言われたら止める
ことができるか、代わりの物で我慢できるか
⑦ 次の活動へ切り替えができるか
⑧ 視覚的な指示や口頭の指示に従って行動できるか
⑨ 時間割通りに活動に参加できるか
未就学児では、まだ獲得が難しい機能もありますが、PECS®の重要なコミュニケーションと位置付けられているこれらの機能を獲得することはとても大切です。発語があってもなくても、これらの機能が使えると生活が概ねスムースになります。不適切な行動は、コミュニケーションが取れないことが背景にあると言われています。
もし、お子様の癇癪行動に悩まれている保護者の方がいらっしゃったら、一度CoreMoreまでご相談ください。(言語聴覚士N)