CoreMoreには、コミュニケーションが苦手、というお子様がたくさん来ます。
コミュニケーションとは、「情報、思考、感情、意思などを、言葉や記号、身振りなどを通じて、互いに共有し、伝達し合うプロセス」のことだそうです。
まとめるとコミュニケーションは、
① 必ず相手が必要であること(一方通行ではなく双方向であること)
② 言語だけでなく表情や視線など様々な伝達手段があること に特徴があるようです。
コミュニケーションの話でいつも思い出すのは、以前担当した年長の男の子のことです。幼稚園で先生から、手を洗い終わったら(手をふく)紙をくださいと言ってね、と言われたそうです。その子はそれをきちんと守りました。しかし、だれもいない場所でずっと「紙をください」と言い続けたそうです。その子は、だれかに伝えるということが分かっていなかったのです。お家では、いつもお母さんがそばにいて、何か言うと応じてくれたため、伝えに行く必要がなかったのかもしれません。また人にあまり意識がむかなかったせいもあります。その子は「対人接近」というコミュニケーション行動を獲得する必要がありました。
また言葉が増えれば、コミュニケーション能力が向上するわけではありません。子どもは、赤ちゃんのころ、言葉を獲得する前からコミュニケーションを取っています。お母さんの声に反応して声をだしたり、指差しをして大人に教えたり、大人の表情を見て判断したり。相手の表情や視線を手掛かりに、物事を理解します。コミュニケーションが苦手と訴えるお子様の中には、こうした相手の様子をうかがうことに苦手さがある場合もあります。
コミュニケーションは、円滑な人間関係にどうしても必要なものです。また自分の思いを伝えられない、伝えきれないストレスは、問題行動につながりやすいと言われています。一方、コミュニケーションが難しいと思う原因の一つに、そのプロセスがはっきりと目に見えにくいことがあります。目に見えないものを理解することがとても苦手なお子様がいるからです。
わたしたち支援者は、コミュニケーションを教えるために、色々なコミュニケーション機会を設定して、繰り返しお子様に学習してもらいます。だれかに欲しい物を「ください」と要求したり、「手伝って」と援助要請をしたり、(何かが)足りないことを伝えたり、「いやだ」と拒否したり、「終わりました」と報告したり、「ねえねえ」と呼びかけて注意をひいたり・・・。日常生活で使用するコミュニ―ションの様々な機能を身につけてもらいます。音声言語で伝られないお子様には、サインや絵カードなど使いやすい他のツールも考えます。
言語聴覚士(ST)はよくスピーチセラピストと呼ばれていますが、スピーチも含めたコミュニケーションセラピストとしてお子様のコミュニケーション全般の支援に携わっていきたいと考えています。(言語聴覚士N)
コミュニケーションとは、「情報、思考、感情、意思などを、言葉や記号、身振りなどを通じて、互いに共有し、伝達し合うプロセス」のことだそうです。
まとめるとコミュニケーションは、
① 必ず相手が必要であること(一方通行ではなく双方向であること)
② 言語だけでなく表情や視線など様々な伝達手段があること に特徴があるようです。
コミュニケーションの話でいつも思い出すのは、以前担当した年長の男の子のことです。幼稚園で先生から、手を洗い終わったら(手をふく)紙をくださいと言ってね、と言われたそうです。その子はそれをきちんと守りました。しかし、だれもいない場所でずっと「紙をください」と言い続けたそうです。その子は、だれかに伝えるということが分かっていなかったのです。お家では、いつもお母さんがそばにいて、何か言うと応じてくれたため、伝えに行く必要がなかったのかもしれません。また人にあまり意識がむかなかったせいもあります。その子は「対人接近」というコミュニケーション行動を獲得する必要がありました。
また言葉が増えれば、コミュニケーション能力が向上するわけではありません。子どもは、赤ちゃんのころ、言葉を獲得する前からコミュニケーションを取っています。お母さんの声に反応して声をだしたり、指差しをして大人に教えたり、大人の表情を見て判断したり。相手の表情や視線を手掛かりに、物事を理解します。コミュニケーションが苦手と訴えるお子様の中には、こうした相手の様子をうかがうことに苦手さがある場合もあります。
コミュニケーションは、円滑な人間関係にどうしても必要なものです。また自分の思いを伝えられない、伝えきれないストレスは、問題行動につながりやすいと言われています。一方、コミュニケーションが難しいと思う原因の一つに、そのプロセスがはっきりと目に見えにくいことがあります。目に見えないものを理解することがとても苦手なお子様がいるからです。
わたしたち支援者は、コミュニケーションを教えるために、色々なコミュニケーション機会を設定して、繰り返しお子様に学習してもらいます。だれかに欲しい物を「ください」と要求したり、「手伝って」と援助要請をしたり、(何かが)足りないことを伝えたり、「いやだ」と拒否したり、「終わりました」と報告したり、「ねえねえ」と呼びかけて注意をひいたり・・・。日常生活で使用するコミュニ―ションの様々な機能を身につけてもらいます。音声言語で伝られないお子様には、サインや絵カードなど使いやすい他のツールも考えます。
言語聴覚士(ST)はよくスピーチセラピストと呼ばれていますが、スピーチも含めたコミュニケーションセラピストとしてお子様のコミュニケーション全般の支援に携わっていきたいと考えています。(言語聴覚士N)