2歳前頃は、自発語はほとんど無く、言葉の理解も1歳過ぎで、情緒的にも大きな問題がありました。パパにもママにもとても優しく大事にされているにもかかわらず、何もなくてもパパやママを叩く、蹴る、抱っこされながらでも頭突きをする、何でもないのにしょっちゅう怒っている、物凄い声で泣き続けることが毎日のように続いていました。
公の機関でも、大学病院の医師からも、本人が叩いても蹴っても、本人の好きなようにさせて、親は抵抗してはいけないと指導されていました。
しかし、そんな事をしていては、子供は、その行動が悪いとわかりません。そのまま成長して力強くなると手がつけられなくなり、薬に頼ることになります。幼稚園や保育所で、他の子供や先生にそのような事をすると、みんな困るし、嫌われます。
なので、当所では、たとえ本人がすぐに解らなくても、人を叩いてはいけない、蹴ってはいけない、という事を、きちんと本人に注意するように親御さんにお伝えしました。
そうすると、親御さんは、毎回本人にきちんと注意するようになり、次第に人を叩いたり蹴ったりすることがなくなりました。
おかげで、6歳になりましたが、薬物は一切使わず、そういったことは全くしない子供になりました。
注意することも必要です。 発達障害
教室の毎日
23/05/24 09:26