こんにちは!リタリコジュニア高槻教室です。
今回のテーマは、書字のために必要な『鉛筆の持ち方』についてです。
書字における鉛筆の把持には、親指・人差し指・中指の三指を細かく動かせることが重要です。
しかし、忘れてはならないのが、薬指と小指のニ指の役割です。
薬指と小指のニ指を適切に曲げながらしっかりと固定することによって、親指・人差し指・中指を自由に細かく動かすことができるのです。
<鉛筆の持ち方の発達>
①回内握り(親指が下向きの握り持ち)
↓
②静的三指握り(手首を固定している持ち方)
↓
③動的三指握り(手首や指が自由に動く持ち方)
◆薬指・小指のニ指の発達を促すために
四つ這いや手押し車などで自分の身体を手で支えたり、ブランコや鉄棒をしっかり握ったりするなどの遊びの中で、手を使う経験を積んでみよう!
◆親指・人差し指・中指の三指の発達を促すために 洗濯ばさみを指の腹でつまんでみよう!(指がピンと伸びてしまうのではなく、指の関節が緩やかなカーブを描き、指で丸の形をつくることができればOK)
持ち方にこだわるばかりに、書くこと自体が嫌いになってしまわないよう、リタリコでは、「書くって楽しい!」の気持ちをまず大切にしています。
『正しい持ち方』よりも『機能的な持ち方』が大切です。
「読みやすい字が書ける」「文章の内容がよい」「経験したことを書ける」など、書くことに関する良い点をみつけてあげてください。
また、焦って持ち方を教えるよりも、順を追って発達していくことが大事です。
練習のステップについて迷われることがありましたら、スタッフまで遠慮なくお尋ねください!
【定期コラム】微細運動②鉛筆の持ち方って?
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22/07/16 08:43