こんにちは、LITALICOジュニア高槻教室です。
今回は『机上活動につながる遊びについて』をご紹介いたします♪
①椅子に座ることにつながる体づくり
②机上活動での遊びについて
③アイテム活用
の3つに分けて紹介します。今回は①と②についてです。
まず1つ目は
①〈椅子に座ることにつながる体づくり〉についてです。
特性や体の発達段階から座ること自体がハードルが高いお子さまも少なくはありません。
そこでイラストの左上の部分の
・ずり這いや四つん這いでの移動、ブリッジ
・椅子に座った状態や壁に背中をつけて立った状態で背中と椅子(壁)の間にタオルやクッション等を挟んで抜けないようにする遊び
・トランポリンで背筋と腕を伸ばした状態で上にある風船やタンバリンにタッチする遊び
☆背中に指で文字や形を描いて当てる遊び
など、座位や背面を意識できるよう感覚を育むこと。
そして、
☆さらに座る土台になる体幹づくりのために
・高ばい
・四股踏み
・手押し相撲
などの活動もおすすめです。
上記の動きは座る姿勢づくりにつながりやすいため、
運動をする際に1つの動きを取り入れるなどすることもおすすめです。
次に②〈机上活動での遊び〉についてです。
なかなか座ることに興味を持つことが難しいお子さまもいらっしゃるので、まずは「座ったら楽しい活動ができた!」という経験を増やしていくことが大切です。
そのために、お子さまの好きや興味を使った活動を机上でやってみて「座ってできた!」の気持ちを増やしていくことが大切です。
例えば
車が好きなお子さまなら、机に街並みが描かれているシートを用意して椅子に座った状態でミニカーを動かしてみたり、
ごっこ遊びが好きなお子さまなら机を台所と見立ててその上で調理遊びを楽しんだり
座った時にシャボン玉ができる、粘土ができるなども「座ってできた!」につながりそうですね♪
普段、床などでやっている活動を机上でやってみることで楽しく座って活動することができます。
徐々に座って活動することに慣れてきたら
簡単な迷路や塗り絵、お絵かき、工作などから徐々に始めて「座ってできた!」を増やしていけたらいいですね♪
次回は③の〈アイテム活用〉についてご紹介させていただければと思います。
【定期コラム】机上につながる遊びについて①
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22/11/25 18:46