12月下旬となり、もう年末までカウントダウンですね!皆さま年末のご予定はお決まりでしょうか?
さて前回は、座る姿勢が悪い/座り続けられない、本当の理由とその原因についてお伝えさせていただきました!
今回は、実践編です!どんな事をすれば改善するのか。
スタッフが考えている方法は、次の2つです!
①重たい物を持ち上げたり、引っ張ったりする運動を行う
②立った状態で、身体をねじる運動を行う
それでは、それぞれ解説していきます!
①重たいものを持ちあげる、引っ張る事により、足で踏ん張る必要があるため、体幹の筋肉に力が入る。
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体幹の筋肉が活性化し、固有受容覚のセンサーが働きやすくなる。
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重たい物を移動させる事により、軽い物と比べると、固有受容覚のどれくらい筋肉が伸びているか、どれくらい関節が曲っているかが分かりやすい。
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脳に固有受容覚の情報が伝わりやすくなるで、脳から体幹の筋肉に【働きなさい】の指令が出しやすくなる。
②身体をねじる動きにより、縦•横•斜めに付く体幹の筋肉の大部分を使う動きになる。
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大きく身体をねじる動きをする事で、多くの体幹の筋肉の固有受容覚(筋肉がどれくらい伸びているか、関節がどれくらい曲がっているか)が分かりやすくなる。
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脳に固有受容覚の情報が伝わりやすくなる。
以下①と同様。
ポイントとしては、いかに固有受容覚を刺激し、その情報を脳に伝えるか!です。
さて表題に記載しました、ご家庭でできる、具体的なアプローチ方法としては、
•お布団を運んだり、毛布などをたたむお手伝い(お手伝いが好きなお子さまなら『お手伝いして〜』と言われると、やってくれやすいかも!)
•食器やお盆をテーブルやキッチンまで運ぶ(落としたら割れる食器などは避けてくださいね!)
•お風呂で桶に水を入れて、自分の身体を流したり、保護者さまの泡を流したりする(お風呂にお湯を溜めておいて、桶でくむのがおすすめ!)
•紐などでぶら下げた、ボールをパンチ!(ボールの動きを目で見てパンチすると、ボールの動きに身体を合わせるため、難易度アップ!)
アプローチ方法のアイディアをお伝えさせていただきましたが,一つだけ、注意点がございます!
それは、続ける事です!!
低緊張のお子さまは、おそらく体幹の筋肉を使用する機会が少なく、持久力が低下していると考えられます。
すぐには結果が出ない可能性があると思いますが、続ける事が大切です!
そのため、できる限り続けられそうなアプローチを厳選して記載させていただきました!
毎日お忙しい日々をお過ごしかと思いますので、無理のない範囲でやってみてくださいね!!
【理学療法士のコラム】ご家庭でできる、座る姿勢の改善法
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22/12/25 17:39