こんにちは!LITALICOジュニア高槻教室です。
「うちの子、なわとびが全然できなくて」
「そもそも運動が嫌いなんです」
と言ったことでお悩みの方は多いのではないでしょうか?
このコラムではなわとびが上達するために必要な4段階のステップと、なわとびのつまずきに特化した運動遊びについてお伝えしていきます。
今回は4段階のステップの内、1段階目についてお伝えします。
結論からお伝えすると、なわとびができるようになるには4段階のステップまでクリアしないと、成功する事が難しいという事になります。
お子さまの成長段階に合わせた練習をする事が成功への近道となりますので、ぜひ最後までお読み下さい。
練習方法を間違えてしまうと、
1、難しい練習をひたすら繰り返してしまう。
2、成功できない
3、教える方が意地になり強めの口調になる
4、成功できない
5、運動が嫌いになる
と負のループになってしまいます。
これはお子さまにとっても、保護者さまにとっても辛い状況ですよね。
お子さまにあった練習方法にする事で、
1、これならできそう!
2、成功できた
3、もう一回やってみよう!
4、また成功できた
5、次もできるかも!
と良いループになっていきます。
良いループに入ると、お子さまも自分自身に自信がついていきますし、運動が好きになる可能性が高まっていきます。
それでは、具体的にどんなステップなのかをお伝えしていきます。
1段階目のステップは、『自分の身体の輪郭を把握できている』です。
この『自分の身体の輪郭が把握できる』段階とは
・膝と言われてすぐに触ることができる
・人とすれ違う際、ぶつからずに進める
・頭をぶつけずにトンネルをくぐれる
となります。
〈さすがに、これはできるよ〜〉
と思う方もいるかもしれません。
生まれたばかりの赤ちゃんは、落ちているおもちゃを拾おうとしても、自分の手の長さが分からずに取れない事もありますよね。
大人でも初めて野球のバットを持ち、止まっているボールに当てようとスイングしても、空振りしてしまうと思います。
この段階の具体的なアプローチのアイディアとして、
・壁に当たらないようにトンネルをくぐる(崩れやすいようマットでトンネルを作る)
・止まっているボールをパンチやキックをする
・蜘蛛の巣のように貼りめぐらせた紙テープに当たらないようにくぐる
ご家庭でするのは難しい方には、トンネルをダンボールでする、ボールを風船にするなど、代用しても全然良いです。
今回はなわとび上達に向けた4段階の内、1段階目の詳細と、具体的なアプローチ方法をお伝えしました。
次回は2段階目『平面移動が自分の思い通りに移動できる』をお伝えしていきますので、お楽しみにしていただけると幸いです。
【理学療法士コラム①】~なわとび上達までのステップアップ~
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23/04/26 15:24