こんにちは!LITALICOジュニア高槻教室です。
前回に引き続き、発語をテーマにしてお話していきます。
今回は「無発語のお子さまの療育で取り入れていることや、ご家庭でも取り入れられること」を言語聴覚士に聞いてみました。
無発語のお子さまの療育では、話しかけるときの発話速度や声の抑揚に注意しています。
大人との会話のようなスピードで話しかけると、お子さまには速すぎて理解できない場合があります。そのため、お子さまに話しかける際は、ゆっくりと話すことを意識しています。
また、一定の声の抑揚よりも、大きな抑揚をつけた話し方の方がお子さまに伝わりやすい場合もあるため、大きな抑揚をつけて話すように意識しています。
そして、ご家庭でも無発語のお子さまとの関わりに役立つ方法として、マザリーズを使用することが挙げられます。
マザリーズとは、優しくゆっくりとした声かけのことです。具体的には、高いトーンで抑揚をつけて、ゆっくりと優しい口調で話す方法です。このような声かけをすると、無発語のお子さまにとって聞きやすくなり、発語の促進につながると言われています。
したがって、無発語のお子さまと関わる際には、言葉のスピードや声の抑揚に注意し、ゆっくりとマザリーズのような声かけを意識してみてください。これはご家庭でも取り入れられる方法です。マザリーズを使用することで、お子さまの発語に役立つ可能性がありますので、ぜひ試してみてください。
【定期コラム】『無発語のお子さまへ話しかける時のポイント』
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23/07/26 19:52