こんにちは!LITALICOジュニア高槻教室です。
前回のコラムでは偏食になる3つの要因をご紹介しました。
今回はそれを踏まえてご自宅(園・LITALICO)でできることをご紹介します!
【偏食になる3つの主な要因】
①口腔機能
②想像の特異性
③感覚的理由
①口腔機能の課題に対して
舌を上手に動かしづらいお子さまには、歯ブラシを使った『ベロタッチ』といった練習法があります。歯ブラシを舌の前に提示して、舌のさきっぽでちょんちょんちょんと3回触れる➡歯ブラシを左右に提示してそれぞれ3回ずつ歯ブラシにちょんちょんちょんと当たるよう舌を動かす練習を繰り返すことで、舌の動きが発達し、より上手に噛めるようになったり、食べ物を口の中で上手にまとめて飲み込めるようになったりします。
②想像の特異性に対して
混ぜてある食べ物に対して、「何が入っているかわからなくて怖いから食べられない」などの理由であれば、『一緒に調理してみる』『入っている食材について絵本などで学んでみる』などで、お子さまが興味を持ったタイミングで試してみるといった方法もあります。また、『今日は一口だけ頑張ってみる』など、少量からスモールステップで徐々に慣らしていくといった方法もあります。
③感覚的な課題に対して
感覚特性によって苦手になっているものは、お子さまの努力ではどうにもできない場合があります。そのため、周囲に理解してもらえるよう園での給食提供の際に情報提供を行い配慮してもらったり、同じ食材でも調理方法や切り方を変えてみる(味を感じにくくするよう細かく刻んで混ぜてみる、など)といった手立てを試してみることも大切です。
お子さまの偏食がどのような理由から起こっているのか、他にどんな食べ物なら食べられそうか分からないなどのお悩みがあればお気軽にスタッフにご相談ください。
保育所等訪問支援で先生に昼食の様子をお伺いしたり、場合や時間によっては直接観察させていただいたり、ご家庭の食事場面を撮影した動画を見せていただくなどして一緒に手立てを考えていけたらと思います。
お子さまが美味しく、楽しく食事ができるといいですね!
【偏食について(後半)】
高槻教室紹介
24/01/22 15:48