年に何回か集団プログラムで行う人気企画、理科実験。
今週は「ろ過装置を作ってみよう」「ヴォイスチェンジャーを作ってみよう」「魔法使いになろう」の3種類の実験を日替わりで実施しました。
子どもたちが一番喜んでくれたのが「魔法使いになろう」、酸・アルカリによる色変わりの実験。
紅茶、(煮沸した)ファンタグレープ、バタフライピーのお茶、紫キャベツのゆで汁などの「色水」の中に、「タネもシカケもないただの水」をスポイトで入れていきます。
紅茶では約半分の子のものが色が薄くなり、「神様にお祈りしたらみんなの魔力が強化されるかも!」ということで、各々お祈り。ビックリするほど真剣に祈っている子も……。
すると、それ以降の「色水」がどんどん変化していきます。赤くなったり、茶色くなったり、緑になったり……!
(1回ごとに「タネもシカケも~の水」を回収してしまうので、子どもたちは酸を入れているかアルカリを入れているか知りません。)
みんな、「小さな魔法使い」になれました♪
(種明かし)
「タネもシカケも~の水」は、実際にはクエン酸(レモンの酸っぱい成分)と重曹(食用タンサン)の水溶液です。どちらも水に溶かすと無色無臭になるので、見た目では区別がつきません。アントシアニンやポリフェノールなど、酸・アルカリによって変色・脱色する物質がクエン酸や重曹に反応して変色しています。
夏休み中の自由研究にも使える実験かと思いますので、ぜひ、ご参考にしてください。
(どの「色水」も「水」も可食品ですが、口に入らないようご注意ください。クエン酸はとても酸っぱいですよ!)
理科実験ウィーク
集団プログラム
22/05/18 11:58