生徒に勉強を教えるとき、
教える内容以上に生徒のことを理解しようと努めています。
この子は何が好きで、何に興味があって、
何を目的としているのか。
この子の幸せは何なのか?
それらをできる限り理解しようとしています。
そうすることで、打ち解けあい、さらに学習にも活かすことができます。
実際の例ですが、
算数の文章問題が苦手な子がいました。
文章を見ると席を離れてしまいます。
でもその子は計算はできるんです。
そして、ペンギンが大好きでした。
なので僕は算数の文章題を自作したんです。
その子の大好きなフンボルトペンギンを主人公にした問題です。
するとびっくり!
楽しそうに解いてくれるんです。しかも正解!!
文章題が嫌いな子は、文章そのものではなく、
それが頭に入ってこないことが嫌なのかもしれません。
だから、頭に入りやすいように、
その子の好きなこと、興味に合わせて学習してもらいました。
そうやって先生たちも色々と工夫することで
子どもたちは勉強を楽しいと思えるかもしれません。
勉強楽しい!
そう思ってもらえたら、教師冥利に尽きますね…。
その子は何が好きなのか?
教室から
21/02/06 13:44