支援学校の小学1年生の女の子のお話です( ^ω^ )
アイロンビーズが流行っていて過去2回でもご紹介したように指先を上手に使える子もいれば、中にはうまく並べられない・完成するほど集中出来ない子もいます。
羨ましそうにアイロンビーズやっている様子をみていて、挑戦するもなかなかビーズを型に置くことが出来なくて、スタッフが『そのビーズを使ってアクセサリーを作ろっか?』と提案してくれました♪
『やってみるー!!』と大きな声♪
紐を用意して、最初の1つはスタッフが『よーく見ててね!』とゆっくりビーズを紐に通して見本を見せます。
『出来るかな?』と言うと『大丈夫!!』と好きな色のビーズを選んで紐にビーズを通していくじゃないですかっ!!!
おぉ!!!
小さい穴に真剣な表情で一つずつ時間をかけて、たまにうまく入らなくて、『ふぅー!!難しいけど、頑張るっ!!』と自分に言い聞かせて進めて行きます。
額にうっすら汗が滲む程に集中しています。
それをスタッフもジッと見守ります。
ちょうどいい長さになった頃にスタッフが『この長さで大丈夫だよ!出来たよ!』と声をかけると、『やったー!!!!』と大喜びっ(*´∇`*)
スタッフが最後ブレスレッド状に調整して渡すと、腕に付けてゴロンと横になり、
『疲れちゃったよー!けど、これで今日の習い事の体験レッスン頑張れるねっ!!』
なーんて、急にしっかりした事を言うではありませんかっ!!
いつも少し赤ちゃんみたいに甘えたちゃんの姿はなく、自信に満ち溢れたしっかり者のお姉ちゃんの姿でした(*´꒳`*)
同じアイロンビーズを使うにしろ、《それが出来なかったらやめておこう》ではなく、少し角度を変え、それぞれの特性や出来る事や出来そうな事に方向転換してあげる。
同じ物を使っているので、ただ《やめさせられた》じゃなく、《同じ物の中で違う作品作り》という形を取れるので、みんなと一緒の事をやっているのいう感覚を得れます。
それで完成すると、やはり同じ達成感・自信・成功体験が出来るので凄く良いです♪
気づけば否定的な言葉やダメなところばかり目につきやすいですが、ささいな事でも出来たことはみんなで喜び、その喜びは子供の大きな自信に繋がるので、お家でも是非意識的に見つけて家族みんなで褒めてみてください(o^^o)
可愛いねぇ♪
教室の毎日
20/09/18 16:56