児童発達支援事業所
  • 空きあり
  • 土日祝営業

フォレストキッズ 千種教室のブログ一覧

近隣駅: 車道駅、千種駅 / 〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵3-4-4
24時間以内に11が見ています!
空き確認・見学予約
電話で聞く場合はこちら 050-3134-3736

勝ちにこだわるときの対処法

子どもへの対応例
こんにちは!フォレストキッズ千種教室です!


“勝ちにこだわる”様子が見られたときの対処法についてお話します。



ゲームや遊びの中で「勝ちたい」という気持ちを持つことは大切なことです。

負けたときに泣いてしまう、悔しがるというのは、幼児さんによくある姿です。




しかし、気持ちの切り替えをするまでに時間がかかったり、手のつけように困るほど荒れてしまうお子さんがいます。


また、勝負事だけではなく、

順番待ちになると1番先頭になることにこだわる

なんてこともあります。



理由としては

●1番(優勝)以外の結果についての認知が育っておらず、2番や3番という結果が何なのか不明確なため困っている。
(1番は「勝った」ということが結果としてわかりやすいのです。)

●負けることへの不安感や恐怖感が強い

●マイナスな場面や感情が印象に残りやすく、非常に強く記憶に刻まれている。

などです。


いくら言葉でなだめても「まあいっか」「次に頑張ろう」と、その場では、なかなかなりません。

また、「そんなに暴れるならもうやらないよ!」などの否定的な声かけも本人を、さらに混乱させます。


勝ちにこだわったとき、その場での対処法は

●ゲームの場から離れて落ち着くまで待つ

です。




また、勝ちにこだわる原因を探り、未然に対処していくことも大切です。


例えば…

●違う誰かが勝つかもしれないという予想をたてる

ことも有効です。見通しを持って取り組めるのです。

過去に支援をしてきたお子さんも、勝ちへのこだわり、失敗への拒否感が強かったです。

勝負事や、その子にとって難しい課題に取り組むときは、動画を観せるようにしました。

成功している場面だけでなく、失敗し、何度もチャレンジしている動画なども活用しました。

すると
「動画では、ここで失敗してたけど、私はここまでできた!」と
負けても満足感を得ることができたり、

「勝つ」以外の結果もあるのだ

と徐々に受け入れていくことができたのです。




他の方法としては、

●ルールをアレンジする
(最後から2番目の人が勝ち!負けた方が勝ち!など)

●協力型の取り組みを多くする

●まずは、勝ち負けに関係ない活動で楽しめることを増やす

などです。


その子の成長や発達段階に合わせた手立てを考えることが必要です。



失敗の記憶が強く残りやすく、同じ場面に出くわすことへの恐怖感が大きいお子さんもいるので、

まずは成功体験を積むことを大事にすることも必要です。

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。