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(147件)

子どもがわかる指示の出し方

こんにちは☆ フォレストキッズ千種教室です。 東海地方の梅雨明けが発表され、いよいよ本格的な夏がやってきますね! 本日は、子どもがわかる・できる指示の出し方のコツについてお伝えしたいと思います。 お出かけの支度、夜の寝る準備、遊んだ後の片付け、活動中のルールなど、様々な場面で子どもに「準備して」「急いで」「もうおしまい」「~しないよ」と声掛けをすることは多いと思います。 何度言っても伝わらず、困りはてることも… 指示が入りにくい原因は何が考えられるでしょうか? ①耳からの情報を適切に受け取ることができない お子さんの特性によくあるのが、目で見えるものには意識がフォーカスされやすいけれど、言葉の刺激には反応しにくいといったことです。 視覚情報には過集中するが、聴覚刺激は拡散しやすいのです。 ②動機付けが弱い 目の前の行動が楽しくてやめられなかったり、指示の内容が自分にとって嫌なことだと、なかなか行動にうつすことができないですね。 ③周囲の刺激で気が散りやすい 指示を出している人の声掛け以外の音(外で車が走る音、テレビの音、エアコンの音など)をひろってしまうなど聴覚過敏といったことも起こります。 ④指示を達成できた!褒められた!という経験が少ない 誰かにやってもらうのが習慣化していたり、指示をやり遂げても怒られたり、スルーされてしまったりすると、指示に従うことに後ろ向きになることも多いです。 では、どのような指示の出し方がよいでしょうか? 指示をするときに必ず意識したいのは 具体的に→待つ→ほめるといった流れです。 具体的にというのは ●否定ではなくやるべきことを伝える 例:×立たない!   〇椅子に座るよ ●ちゃんとしなさい!もう少ししたらね!などの曖昧な表現をさける といったことです。 言葉の本意を感じ取ること、曖昧な表現を理解することは非常に難しいです。 【立たない!】と言われて、注意されたことに気づけたとしても、何をすべきか想像できない 【ちゃんと】ってどういう状態? といったように混乱します。 「背筋をピッと伸ばして座るよ」 「10秒数えて待っててね」 「椅子におしりをつけて」 「赤い箱にボールを入れるよ」 といったような具体的な指示が効果的です。 以上のようなことをふまえて、さらに指示をするときは CCQを意識するとよいです。 Calm    Close  Quiet 穏やかに     近くで      落ち着いた声で です。 これと合わせて、真剣な声・ゆずりません!という毅然とした態度も大切です。

フォレストキッズ 千種教室/子どもがわかる指示の出し方
子どもへの対応例
25/07/05 10:30 公開

運動スキルが身につかない原因は?

こんにちは(^▽^) フォレストキッズ千種教室です☆ 暑い日々が続きますね。この時期は水遊びや氷を使った遊びが楽しめますね(^▽^)遊びの中で感覚を刺激してあげることは発達にも有効です! さて、発達性協調運動障害(DCD)をご存じでしょうか? 姿勢保持や微細運動、粗大運動の苦手さが極端な場合はこれにあたります。 具体的な例としては ●よく転ぶ・人にぶつかる ●物をよく落とす ●箸やペン、ハサミの持ち方がなかなか上達しない ●ウンチがうまくふけない などです。 実は、発達に偏りや遅れがみられる場合、このDCDを併発していることも少なくないのです。 ADHDの3~5割 LDの5割 自閉症スペクトラムの7~8割に 極端な運動面の苦手さがみられるとうい研究結果もあります。 運動は、目で見た情報を適切に処理し、体に伝達することが求められます。 自分がしようと思った動きの計画をたて、運動として体に出力します。 つまり、一連の脳の機能の働きが必要です! これはスポーツ場面だけに関わらず、食事、ことばの表出、文字の読み書き、工作当の様々な場面でもいえることです 運動に苦手さがある多くの場合は、脳のネットワークに課題が見られたり、体の全体を捉える力が未熟だったりします。 では、どのように困り感を改善すればよいのでしょうか? ●手先や体全体など苦手さを抱える部位を意識して動かす機会をつくる ●初めての動作は繰り返し行う といったことが大切になります。 苦手さに介入することが改善につながるのです(^▽^) 大事なことは 「なぜできないの?」「頑張りが足りない」 といったネガティブな注目を向けないことです。 ☆一緒に楽しむ ☆スモールステップ ☆できたことをほめる これらのことが重要です。 苦手さがあっても、その取り組みを好きになることができれば力は少しずつ伸びていきます(⌒∇⌒)

フォレストキッズ 千種教室/運動スキルが身につかない原因は?
豆知識
25/06/30 15:04 公開

感覚のおはなし~固有覚~

こんにちは(^▽^)/ フォレストキッズ千種教室です☆ 急に夏らしくなり、暑さで体調を崩されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?体が夏の暑さに慣れるまで無理は禁物ですね 今日は、以前からお伝えしている感覚のおはなしの続きです。 今回は固有覚についてお伝えします。 固有覚とは筋肉や関節の調整に関わる感覚のことで、6つの働きがあります。 ①力加減 何かを持つときに手に力を入れたり、緩めたりする 重たいものはしっかりと、柔らかいものは優しく持つといった調整ですね。 ②運動コントロール 関節の曲げ伸ばしをする 積み木を積む時はゆっくりと静かに腕を動かすといったコントロールですね。 ③ボディイメージの発達 身体がどこまでどう動くのかを把握する 前庭覚とともにボディイメージの土台となります。 ④姿勢を保つ 重力に抵抗し身体を持ちあげて姿勢を保つ ⑤バランスをとる 足場が不安定になっていることを感じ、転ばないように筋肉を調整する ⑥情緒を安定させる 固有覚刺激を取り入れることで気持ちの安定をはかる 緊張すると貧乏ゆすりをしたり、イライラしたときに歯を食いしばったりするのは固有覚の働きによるものです。 上記のように多くは前庭覚とリンクしながら、主に運動面で重要な感覚ですね☆ 例えば、おもちゃをすぐに壊したり、雑に扱ったりしてしまう場合は、この固有覚がうまく働いていない可能性もあります! 問題行動は、実は感覚の調整力の問題だったということもよくあります。

フォレストキッズ 千種教室/感覚のおはなし~固有覚~
豆知識
25/06/25 11:54 公開

感覚のおはなし~前庭覚~

こんにちは(^▽^) フォレストキッズ千種教室です☆ いっきに夏になり、大人も子どもも体調を崩しやすいかと思います。 水分補給と早めの休憩を意識して、無理のないように過ごしていきましょう(⌒∇⌒) 今日は、【前庭覚】という感覚についておはなしします。 聞きなれない方も多いかと思います。 バランス感覚という言い方をするとイメージしやすいですね!姿勢保持にも影響してくる感覚です。 前庭覚の働きは5つです! ①覚醒の調整 脳の目覚め具合と関係しています。学生時代など、講義中に居眠りしそうになったとき等に頭を振って目を覚まそうとしたことはないですか? これは前庭覚を刺激することによって、覚醒しようとしている行動です。 ②姿勢保持 重力に対して、身体を持ち上げて姿勢を保つのにも前庭覚の調整は大切です!就学後に45分間座り続ける力にも関係しています。 ③バランスをとる 自分の身体の傾きを感じる感覚です。不安定や高い場所、スピードを感じる場面などで、自分の身体を調整します。 ④眼球運動のサポート 前庭覚は眼球を動かす筋肉との連動とも関係しています!回転刺激を与えても目が回らない場合は前庭覚の調整がうまくできていないことも考えられます。 ⑤ボディイメージの発達 身体がどこまでどのように動くかを把握する感覚です。 運動するときに必要不可欠ですね\(◎o◎)/ 前庭覚の調整がうまくいかないと、ぼーっとしがちだったり、見る力が弱かったり、運動に苦手さが出てきたりします! 感覚を刺激する遊びを経験することを通して、感覚の調整力を養っていくことは、とても大切なんですね。

フォレストキッズ 千種教室/感覚のおはなし~前庭覚~
豆知識
25/06/21 05:54 公開

感覚のおはなし~触覚~

こんにちは(^▽^)/ フォレストキッズ千種教室です☆ 今回は感覚統合のお話をします♪ 私たちが自覚しやすい感覚として味覚や嗅覚、視覚、聴覚などがあります! 実は、その他にも触覚・固有覚・前庭覚という感覚もあるのです! これらを七覚と呼ぶこともあります! 感覚統合とは、この感覚を適切に調整できるように整えることです。 大きな音が苦手、香水のにおいが苦手…などある刺激を避けたり過敏に反応したりすることは誰でもあるのではないでしょうか? 感覚の調整がうまくできない場合、この苦手さや困り感が大きくなることがあります( ノД`) 今日は【触覚】という感覚についてお話します。 触覚は比較的イメージしやすいですね☆ 何かを触ってざらざらしている、ツルツルしている、熱い冷たいなどを感じる感覚です。 触覚には4つの働きがあります! ①防衛…皮膚を通して危険を察知し、体を防御する。 例としては虫刺されや熱いものに気づくといった感じです。 ②識別…素材の違いを判断する。手先の器用さとも関係してきます。 ③情緒の安定…肌の触れ合いや毛布にくるまれたときの心地よさを感じるのに関係しています。 ④ボディイメージの発達…自分の身体と外界との境界を感じる 触覚刺激の情報入力が適切に行われることで上記のような働きがクリアされます。 しかし、触覚刺激に鈍磨だったり過敏だったりすると生活の中で困り感が出てくる場合もあります。 例えば…人との触れ合いを嫌がったり、危険に気づかなかったりという課題が出てくることもあります。 まずは、その特性に気づくことでお子様理解も進み、関わり方やアプローチの方向性が見えてきます。

フォレストキッズ 千種教室/感覚のおはなし~触覚~
豆知識
25/06/11 13:54 公開
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