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音韻認識ってなに?~ことばの“音”に気づく力~

こんんちは(^▽^)/ フォレストキッズ千種教室です☆ 今回は音韻認識についてです! 「ことばの最初の音が分かりにくい」 「ひらがなの読み書きに時間がかかる」 そんな姿に関係することがあるのが、音韻意識です。 音韻意識とは、簡単にいうと ことばを“意味”だけではなく、“音”に注目してとらえる力 のことです。 たとえば「りんご」ということばを聞いたとき、私たちは普段、赤い果物を思い浮かべます。 でも音韻意識では、 り・ん・ご というように、ことばを音のまとまりとしてとらえます。 さらに、 「最初の音は“り”」 「最後の音は“ご”」 と、ことばの一部分に注目する力も音韻意識のひとつです。 音韻意識は、ある日突然できるようになるものではありません。 子どもは、歌や手遊び、絵本、ことば遊びなどを通して、まずことばのリズムやまとまりを感じていきます。 そこから少しずつ、 〇 最初の音や最後の音に気づく 〇ことばを音に分ける 〇 同じ音から始まることばを探す 〇 音を入れ替えたり、取ったりする といったことができるようになっていきます。 たとえば、しりとりも音韻意識を使う遊びです。 「りんご」の最後の音が「ご」だと気づき、その音から始まる「ごりら」などのことばを探す必要があります。 そのため、しりとりが難しい場合も、単に知っていることばが少ないというだけでなく、ことばの最後の音に注目することがまだ難しい場合があります。 読み書きの土台にもなります(*^-^*) 音韻意識は、ひらがなの読み書きにも関係しています。 たとえば「さかな」と書くためには、 さ・か・な という音の並びに気づき、それぞれの音と文字を結びつける必要があります。 ことばをひとつのまとまりとしてだけではなく、音に分けて考えられるようになることで、 「この音はこの文字」 という対応も理解しやすくなります。 そのため、音韻意識は読み書きの土台になる力のひとつと考えられています。 発音の明瞭さにもつながることがあります 音韻意識と発音は、同じ力ではありません。 発音は、舌や唇、あご、息などを使って、実際に音を作る力です。 一方、音韻意識は、音の違いに気づいたり、聞き分けたりする力です。 ただ、音の違いに気づきやすくなることで、 「自分が言った音と、相手が言った音が少し違う」 と感じやすくなり、結果として発音の明瞭化につながることもあります。 たとえば、 「か」と「た」 「き」と「ち」 「さ」と「しゃ」 など、似た音の違いに気づくことも大切です。 もちろん、発音には口腔機能や発話運動なども関係します。 音韻意識とは、 ことばを“音”としてとらえる力です。 この力は、 話す・聞く・読む・書く・発音する といったことばの発達と関係しています。 「何文字読めるかな?」 「何語話せるかな?」 だけでなく、 「ことばの音にどれくらい気づけているかな?」 という視点も、ことばの発達を見るうえで大切です。 しりとりや歌、絵本、手拍子など、日々の遊びの中で楽しみながら育てていきたいですね(^^♪

フォレストキッズ 千種教室/音韻認識ってなに?~ことばの“音”に気づく力~
豆知識
26/09/29 15:18 公開

手先の器用さは、身体の土台から育つ!

~粗大運動と微細運動のつながり~ 「はさみがうまく使えない」 「鉛筆を持つと力が入りすぎる」 「ボタンを留めるのが難しい」 こうした手先の動きが気になると、つい 「もっと手先の練習をした方がいいのかな?」 と考えたくなります。 もちろん、実際に手や指を使う経験も大切です。 でも、手先の細かな動きは、手や指だけで成り立っているわけではありません。 身体全体の姿勢や、体幹、肩、腕などがしっかり支えてくれることで、手先は動かしやすくなります。 運動発達は「身体の中心」に支えられています! 子どもの運動発達では、身体の中心に近い部分が安定し、その上で腕や手、指などの細かな動きが発達していくという考え方があります。 たとえば、 体幹が安定する ↓ 肩が安定する ↓ 腕をコントロールしやすくなる ↓ 手首や手指を細かく動かしやすくなる というつながりです。 これを、近位部から遠位部へという発達の考え方で説明することがあります。 手先を使うとき、実は全身を使っています たとえば、机で絵を描く場面。 手だけを使っているように見えますが、 ・椅子に座る ・姿勢を保つ ・机に身体を近づける ・肩を安定させる ・肘を支える ・手首を動かす ・指先で鉛筆を調整する という、たくさんの動きが重なっています。 体幹や肩が不安定だと、手先の動きに余計な力が入りやすくなったり、すぐ疲れたりすることもあります。 微細運動の前に「粗大運動」が大切な理由 粗大運動とは、 走る 跳ぶ 登る くぐる ぶら下がる 押す 引く 投げる など、身体を大きく使う動きです。 こうした遊びでは、 体幹を支える 肩や腕に力を入れる 身体の位置を感じる バランスを取る といった経験がたくさんできます。 つまり、粗大運動は単に「体力をつけるため」だけではなく、手先を使うための身体の土台を作る経験にもなっています。 ~肩が安定すると、手が使いやすくなる~ たとえば、 壁を押す 四つ這いで進む 鉄棒にぶら下がる 雑巾がけをする 大きなボールを押す といった遊びでは、肩まわりや腕をしっかり使います。 肩が安定してくると、肘や手首をコントロールしやすくなり、その先にある手指も使いやすくなります。 だから、 「鉛筆がうまく持てない」 というときに、鉛筆練習だけでなく、身体を大きく使う遊びにも目を向けることが大切です。 ~体幹の安定も重要~ 机上活動では、姿勢を保つ力も必要です。 体幹が安定しにくいと、 椅子にもたれる 身体が机に近づく すぐ姿勢が崩れる 片手で身体を支える といった姿が見られることがあります。 その状態では、両手を自由に使いにくくなります。 そのため、 平均台 トンネルくぐり 動物歩き バランス遊び よじ登り など、体幹を使う遊びも手先の動きにつながっていきます。 もちろん、手先を使う経験も必要です 「粗大運動が大事」というと、 「じゃあ手先の練習はしなくていいの?」 と思うかもしれません。 もちろん、そんなことはありません。 粘土 シール 洗濯ばさみ ひも通し 積み木 お絵描き はさみ など、実際に手や指を使う経験も大切です。 ただ、手先の活動だけを切り取るのではなく、身体全体の発達と一緒に見ることがポイントです。 遊びの中で育てていく 手先の器用さを育てたいときは、 「鉛筆をたくさん書かせる」 だけではなく、 走る 登る ぶら下がる 押す 引く 投げる ひねる などの身体遊びと、 つまむ ちぎる 丸める 貼る 通す 描く などの手先の遊びを、両方大事にしていきたいですね(^▽^)/

フォレストキッズ 千種教室/手先の器用さは、身体の土台から育つ!
豆知識
26/09/25 16:07 公開

相手の気持ちがわかる」はどう育つ?~心の理論の発達~

こんにちは(^▽^)/ フォレストキッズ千種教室です☆ 子どもと関わっていると、 「お友だちが泣いているのに、あまり気にしていない」 「自分が知っていることは、相手も知っていると思っている」 「相手の立場を考えるのが難しそう」 と感じる方も多いと思います。 相手の気持ちや考えを想像する力は、最初から完成しているわけではありません☆ 子どもは、 自分の気持ちに気づく ↓ 相手にも気持ちがあることに気づく ↓ 自分とは違う気持ちや考えがあることを知る ↓ 相手の立場から考える というように、少しずつ他者理解を深めていきます(*^-^*) まずは「自分の気持ち」に気づくところから 他者の気持ちを理解する前に、まず必要なのが自分の感情に気づくことです。 たとえば、 「うれしい」 「いやだった」 「こわかった」 「悔しかった」 など、自分の気持ちを経験し、それを大人に言葉にしてもらうことで、少しずつ感情とことばが結びついていきます。 「取られて嫌だったね」 「できてうれしかったね」 「びっくりしたね」 と、大人が子どもの気持ちを言葉にすることは、感情理解の土台になります。 次に「相手にも気持ちがある」と気づいていく 幼い子どもは、自分の感じていることを中心に世界を捉えます。 自分が楽しいなら、相手も楽しい。 自分が欲しいなら、相手も同じように欲しい。 そんなふうに考えることがあります♪ 発達とともに、 「自分は楽しいけど、お友だちは嫌だったのかも」 「自分は知っているけど、この子は知らないかもしれない」 というように、自分と相手は違う存在で、それぞれに気持ちや考えがあることに気づいていきます。 こうした、相手には、自分とは違う考え・気持ち・知識・意図がある と理解する力を、心理学では「心の理論」と呼びます。 たとえば、 自分はおもちゃの場所を知っている でも、相手はその場所を見ていないから知らない ということを理解するには、 自分が知っていることと、相手が知っていることは違う と考える必要があります。 これはかなり複雑な力です。 「泣いている=悲しい」とは限らない 感情理解は、表情だけを見る力ではありません。 たとえば子どもが泣いていても、 悲しい 悔しい 怖い 怒っている 痛い 思い通りにならなかった など、理由はさまざまです。 そのため、他者の気持ちを理解するには、 表情 声の調子 起きた出来事 その人の立場 などを組み合わせて考える必要があります。 これも経験を重ねながら少しずつ育っていく力です。 「相手の立場で考える」はさらに難しい たとえば、 自分から見ると右 でも、向かいの人から見ると左 というように、視覚的な視点の違いを理解することもあります。 人間関係ではさらに複雑で、 「自分は遊びたいけど、相手は今は一人でいたいかもしれない」 「自分は冗談のつもりでも、相手は嫌だったかもしれない」 と考える必要があります。 こうした他者視点は、社会的な経験を積む中で少しずつ広がっていきます。 他者理解の育ちには、ごっこ遊びも関係します。 たとえば、 「私は店員さん」 「あなたはお客さん」 と役割を分けたり、 「赤ちゃんはお腹がすいたんだって」 と人形の気持ちを想像したりする遊びです。 こうした遊びでは、 自分ではない誰かの立場を考える経験 が自然に含まれています。 絵本も他者視点を育てるきっかけに 絵本を読みながら、 「この子、どんな気持ちかな?」 「どうして怒ったのかな?」 「次、どうすると思う?」 と話すことも、他者理解につながります。 ただし、正解を当てさせるようにする必要はありません。 「悲しいのかな」 「悔しかったのかもね」 「びっくりしたのかな」 と、いろいろな気持ちの可能性を一緒に考えることが大切です。 子ども同士のトラブルでは、 「叩いたらダメ!」 だけで終わるより、 「おもちゃが欲しかったんだね」 「でも、叩かれて○○ちゃんはびっくりしたみたい」 と、 自分の気持ちと相手の気持ちを両方言葉にする と理解しやすくなることがあります。 「あなたが悪い」と責めるより、 「自分はこうだった」 「相手はこうだった」 を並べて伝えるイメージです。 他者理解は一直線に育つわけではありません 一度相手の気持ちを考えられたからといって、いつでもできるわけではありません。 疲れているとき 興奮しているとき 自分の気持ちが強いとき 欲しいものが目の前にあるとき などは、相手の立場を考える余裕がなくなることもあります。 相手の気持ちが分かる力は、教え込むというより、人とのやりとりの中で少しずつ育っていく力。 そんな視点で見守っていきたいですね(^^♪

フォレストキッズ 千種教室/相手の気持ちがわかる」はどう育つ?~心の理論の発達~
豆知識
26/09/16 14:50 公開

「子どもの数の理解はどう育つ?」

こんにちは(^▽^)/ フォレストキッズ千種教室です☆ 今回は数の理解についてお話していきます(^^♪ 「1、2、3、4、5…」と上手に数えられるようになると、 「数が分かるようになった!」 と思うことがあります でも、数字を順番に言えることと、数の意味が分かっていることは別の力です たとえば「3」と言えていても、 「3個ちょうだい」 と言われたときに、実際に3個取ることはまだ難しい場合があります 数の理解の土台には、まず 「ある/ない」 「少ない/多い」 「1個/たくさん」 といった量の違いに気づくことがあります たとえば、お皿にお菓子が1個あるときと、たくさんあるときでは見た目が大きく違います。 子どもはこうした経験を通して、 「こっちは少ない」 「こっちはいっぱい」 と量の違いを感じていきます。 この段階では、まだ「2」「3」という数字を正確に理解していなくても大丈夫です 子どもは比較的早い段階から、 「いーち、にー、さーん…」 と数詞を覚えることがあります。 これは数唱と呼ばれます でも最初は、歌のように順番を覚えているだけで、それぞれの数字が量を表していることまでは理解していないことがあります。 発達とともに、 「1」は1個 「2」は2個 「3」は3個 というように、数詞と実際の量が結びついていきます 数を数えるときには、 物を一つ指さしながら「1」 次の物を指さして「2」 さらに次を指して「3」 というように、一つの物に一つの数詞を対応させる力が必要です これを一対一対応といいます。 小さい子どもは、 「1、2、3、4!」 と言いながら同じ物を2回指してしまったり、逆に物を飛ばして数えたりすることもあります。 こうした経験を繰り返しながら、少しずつ 「1個につき、数字は1回」 という数え方を身につけていきます もう一つ大切なのが、 最後に言った数字が、その集まり全部の数を表している という理解です。 たとえば、 を 「1、2、3」 と数えたあと、 「全部で何個?」 と聞かれて「3個」と答えられる。 これは、単に1から3まで言えるだけでなく、3という数がこの集まり全体の量を表していることを理解している状態です この理解は、数概念の発達の中でも大切なポイントです 大人にとっては簡単に見える 「3個ちょうだい」 という課題も、子どもにとってはいろいろな力が必要です。 まず、 「3」という数詞を知っている。 そして、 1個ずつ取りながら数える。 さらに、 3個になったところで止める。 つまり、 数を覚えるだけでなく、数と量を結びつけ、必要な個数を取り分ける力 も必要になります。 そのため「1〜10まで言えるのに、3個ちょうだいが難しい」ということも珍しくありません 数を学ぶために、必ずしもプリントや数字カードから始める必要はありません。 日常生活には数を経験できる場面がたくさんあります。 たとえば、 「いちご、1個どうぞ」 「もう1個いる?」 「お皿を3枚持ってきて」 「あと2個片付けよう」 「車がいっぱいあるね」 などです。 こうした自然な声かけの中で、 ことばと実際の量を結びつける経験 を積んでいきます。 数を覚えてほしいと思うと、 「これ何個?」 「数えてみて」 と問題を出すような関わりが増えやすくなります。 もちろん、クイズとして楽しめる子にはそれもよいでしょう。 でも、まだ数の理解が育っている途中なら、 「一緒に数えてみよう」 「1個、2個、3個あるね」 と、大人が数え方のモデルを見せることも大切です 正解させることよりも、 「数えるってこういうことなんだ」 という経験をたくさん作っていきます。 「どっちが多い?」 「こっちはいっぱいだね」 「1個減ったね」 「同じ数になったね」 など、量を比較する経験も数概念につながります。 数は、数字を読むだけの学習ではありません。 多い・少ない、増える・減る、同じ といった量の感覚も大切です(*^-^*)

フォレストキッズ 千種教室/「子どもの数の理解はどう育つ?」
豆知識
26/09/10 13:44 公開

子どもの「伝えたい」を育てるインリアル・アプローチ

こんにちは(^▽^)/ フォレストキッズ千種教室です☆ ことばの育ちをサポートするインリアル・アプローチについてお伝えします♪ インリアル・アプローチとは、子ども側だけに「もっと話せるようになろう」と求めるのではなく、大人の関わり方を調整することで子どもが人とやりとりしやすい環境を作ることを大切にした方法です(^▽^) 大人が会話を進めようとすると、どうしても質問や指示が多くなりがちです。 でも、子どもが車のおもちゃをじっと見ているときに 「何色?」「これは何?」「車っていうよ」 と次々声をかけられると、やりとりそのものが負担になることがあります。 インリアルアプローチでは、 子どもが何を見ているのか 何に興味を持っているのか 何を伝えようとしているのか をよく観察します☆ そして、大人もその子の興味やペースに合わせて関わっていきます!! また、コミュニケーションでは大人が話続けるよりも、子どもが自分から何かを伝えるための時間を作ることも大切です。 子どもが見ているもの 少し声が出た 大人の顔を見た 指さしをした こうした言葉以外の行動もコミュニケーションの始まりです(*^-^*) すぐに大人が先回りして答えたり、次のことばを促したりせずに、少し待つことが有効なこともあります。 そうすることで、子ども発信で 「もう1回」「見て」「ちょうだい」「一緒にやって」 という気持ちを、視線・表情・身振り・声などで表現する機会が生まれます。 こうした子どもの行動の意図を読み取り、やりとりにつなげていくことが重要です(^^♪ そして、子どもの行動をことばにして返します。 例えば、子どもが車を走らせていたら 大人が 「ブーン」 「車だね」 などと返したり 子どもが犬を指さしたら 「ワンワンだね」 と返したり・・・ このように、子どもが“今”見ているものやしていることの、大人がことばを添えることで、自分の経験とことばを結びつけやすくなります!! 大切なのは、子どもに無理に言わせることではなく、 「あなたが見ているもの、伝えようとしていることはこれかな」 と応答することです(*^-^*) 子どものことばが出てきたら、そのことばを少しだけ広げることも効果的です☆ 「くるま」と言ったら「赤い車だね」「車が走ったね」と 子どもの表現を少しだけ広げて返すのもいいですね♪ 少しだけ豊かな表現をモデルとして返すことで、自然なやり取りの中でことばの経験を増やしていきます。 お話してほしいという思いから、質問が続くと 子どもにとって会話が 「正しい答えを求められる時間」になってしまうことがあります。 質問に答えてもらうことに重点を置かずに 一緒に見る・笑う・気持ちを共有する・大人がことばを広げる といった関わりも大切です(^▽^)/

フォレストキッズ 千種教室/子どもの「伝えたい」を育てるインリアル・アプローチ
子どもへの対応例
26/09/01 13:29 公開
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