就学前の時期は、社会性(身辺自立やコミュニケーションなど)を学ぶ大切な時期です。
てらぴぁぽけっとでは、この極めて大事な時期に発達の遅れがみられるお子様に個々に合わせた支援を行うことにより、適切な行動やスキルの習得を促しています。
『社会性』は協調性や責任感、周りの人たちとの関わり方や行動の仕方のことです。
社会的スキルは、親への依存心からの自立、集団の中での自分の存在価値を見つけること、そしてこれから社会で生きていくうえでの必要不可欠なスキルとなってきます。
神戸元町教室では、普段のセラピーの中でお子様の社会性を育てるための機会をたくさん作るよう心がけています。
自己理解・他者理解や状況判断といったSSTを取り入れたプログラムや、対人遊び・ルール遊び、個別・集団活動、セラピストまたはお友だちとの関わりなどの中で、意識的にも無意識的にも社会性の発達を促す支援をしています。
社会性の発達にも段階があり、お子様1人ひとりの段階に合わせてスモールステップで取り組んでいきます。
幼児期の発達段階としては、以下のものがあります。
①ボールを転がしあう
②他者・他児の行動を真似する
③他児がいるところで1人で遊ぶ
④他児が遊ぶのを見て興味を持つ
⑤集団のゲーム・活動に参加する
⑥大人の指示で他児と遊ぶ
⑦順番を理解する⇒順番を守れる
⑧特定の友だちと一時的な関係をつくれる
⑨2人以上の友だちと15分以上協調して遊べる
⑩大人がいなくても順番を守れる
⑪集団の中で1人の親友がいる
これらは、あくまで大方できるが目安であり、ムラがあっていいのです。
『社会性』に完全なマスターはありません。
なぜならルールは人によって、またはコミュニティーによって変わるものだからです。
支援する側も、型にはまらず柔軟に考えていく必要があるのです。
てらぴぁぽけっとでは、今後、お子様の社会性の発達にさらに力を入れた【ソーシャルセラピー】と位置付けたプログラムを新たに取り入れていこうと考えています。
これまでの個別支援プログラムにプラスして、1対2での小集団支援プログラムを行い、お子様同士の“化学反応”によって1人ひとりのスキルアップを期待しています。
お子様の発達の「今」を把握し、「未来」を指し示す。
お子様の生きづらさを少しでも減らし、生きていける力に変えていけるよう、これからも様々なアプローチで臨んでいきたいです。
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てらぴぁぽけっと神戸元町教室は、消毒・換気・うがい・手洗い・検温と指導員のマスク着用を徹底し、感染症予防に努めております。
受給者証の取得方法やお子様についての困り事やご相談、見学のほか授業の無料体験も行っております。
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社会性の発達
教室の毎日
24/04/08 12:52