こんばんは、放課後等デイサービスIROHAです(^^♪
この数日間、利用児童の課題行動(応用行動分析学で言う)についてカンファレンスしてきました。
〈ケース1:片付けが苦手な子〉
このお子様は、IROHAのおもちゃや絵本で遊ぶことが大好きですが、一つの活動にかかる時間が極端に短く、次から次へ興味が移り、その際、それまで活動していた道具がそのままの状態になることが多々見られました。スタッフが片付けの促しをしても、スムーズにいかないことが多くありました。そこで、このお子様の行動観察をすることにしました。
ここで、行動観察記録を書くととてもとても長くなるので、考えられた仮説を言います。
片付けをしていないと思っていたのはスタッフの感覚で、このお子様にとっては、それぞれの活動が終わっておらず、持続中な為、「片づける」行為がその場面で出ないのではないかという風に考えました。
そこで、スタッフが一緒に本人の様々な活動の始まりから終わりまでを過ごし、「終わる」ということを意識し、終わったら片づけて次の活動へとういう流れを繰り返しました。すると本人の口から「おしまい」という言葉が出るようになりました。その言葉のタイミングで、それぞれの活動のお片付けの方法を現在支援しているところです。道具によっては、自らお片付けまでできることも増えました。
今後も一つずつ、お子様が自立的に活動できることが増えていくよう、行動観察していきたいと思います🌼
変化☆
教室の毎日
20/04/17 21:00