今年度より連絡帳を廃止し、ブログ内にて様子をお伝えしています。
タイトルは『集団Proリハだより〇月号』となります。集団療育の内容をお伝えすると共に日々のためになる情報も皆さんにお伝えできたらと思っています。
さて、新年度が始まり1カ月が経ちました。疲れがでる時期でもあると思います。プロリハでは、みなさん変わらず元気に通ってきてくれてスタッフ一同嬉しく思っています。保護者の方々も送迎ありがとうございます。
改めてプロリハでの集団療育の活動内容と目的をお伝えしていきます。
【固定のプログラム:目的】
①朝の会:「座る」「注目」「見通しを立てる」「スケジュールの確認」「コメントを返す活動」
②バランスボール:「前庭感覚を刺激」「覚醒を上げる」「体幹運動」
③準備運動:前で見本となる支援者に「注目」、「模倣」、「リズムに合わせる」
④リズム遊び:動物の動きを、頭でイメージして模倣する力をつける。音楽を聴きながらリズムに合わせる。
(マット上で「イモムシ」「ワニ」「クマ」「ウサギ」「カエル」の動きを真似する。)
・「イモムシ」:前庭感覚。体幹(身体の中心軸)をつくる。
・「ワニ」:手足の協調運動(上下肢の不規則な動きを身につける)。
・「クマ」:体幹を保持した状態で手足の協調運動。手に体重を乗せるため、手の発達を促す(書字等につながる)。
・「ウサギ」:固有感覚。リズム感覚。体幹を鍛える。
・「カエル」:固有感覚。かがんでジャンプ。
・ゴーストップ:音楽のテンポに合わせて、「走る・歩く・止まる」の動きを身につける。
*前庭感覚とは、平衡感覚。身体の揺れや傾き、スピード、重力を感じる感覚。
→はたらきとして、覚醒・身体のバランス・眼球運動・抗重力姿勢・ボディイメージ
*固有感覚とは、筋肉のセンサー。
→はたらきとして、力加減・運動のコントロール・抗重力姿勢・身体のバランス・情緒の安定・ボディイメージ
◎すぐに「できる」ようになることは難しいです。日々の積み重ねで少しずつ(スモールステップ)「できる」ことが増えていくようスタッフ一同支援していきます。保護者の方々は、長い目をみて、お子様の今「できていること」に目を向けていただき応援していただけたらと思います。
集団Proリハだより5月号
教室の毎日
25/05/02 14:41
