「サイコロジカルリミット」と言う言葉をご存じですか?
サイコロジカルリミットとは、心理学の言葉で、誰しも持っている心理的限界のことです。
「自分は、このくらいしかできない・・・。自分はだめだ。」と思うと、本当にそれ以上のことができなくなってしまい、本来持っている能力を最大限に発揮できなくなってしまいます!
子どもだけでなく大人にも通じることです。「〇〇は、ここまでしかできない」など子どもへの思い込みや先入観などはないでしょうか。
実際、お子様の療育場面を見ていらっしゃる保護者の方が「えっ、こんなことまでできるの」と驚かれることが少なくありません。
例えば、教材の貯金箱に「100円入れて」と伝えると、伝えたとおりに100
円硬貨を貯金箱に入れる。(こういうことができるんだ)。
指導員と教材を使って遊んでいる時に「ありがとう」という言葉が聴かれて
(言葉が少なかったのに、どこで覚えたのだろう)等々。
まずは、大人が「サイコロジカルリミット」を理解することが大切ですね。
次回は、「脳の配線」について紹介します。
「サイコロジカルリミット」とは?
教室の毎日
20/05/29 18:48