こんにちは！放課後等デイサービス　ラヴィニールいりなか教室です！

みなさんは子どもたちと「駆け引き」をすることってありますか？

私は子どもの成長の手助けとして
大人が意図を持って駆け引きをすることは大切な行為のひとつだと思っています。

子どもたちが起こす行動の背景には様々な欲求が存在しますよね。

そんな中、「話を聞いてもらいたい」、「遊びたい」などの欲求が活発化していき
大人に対する欲求が増すと、騒いでみたり、ふざけてみたりなどの行動も出てきます。

そんな、大人に対する欲求が増してきた時、
意図のある駆け引きが必要になってくると思っています。


大人が子どもの要求を全て汲み取ることが常態化してしまうと、
子どもは欲求を満たしてもらえないときに、
大人に対して、騒いだり、大声で泣くなどの行為に至ってしまいます。


子どもはとっても賢いですから
騒いだり大声で泣けば、「大人は僕の願いを叶えてくれる」と認知してしまうのです。

これが誤学習と言われるものです。


こうした行動を抑制するためには
大人が子どもの要求を簡単に満たさないことです。


なぜいけないのか、なぜ出来ないのかを子どもに伝えていくこと。


もちろんその前に、こうなったら実行しないという約束も大切ですね！


良い意味で子どもの要求を満たさない。
これが楽しい駆け引きにつながります。


子どもたちはコミュニケーションを通して、大人から要求を満たしてもらうことにより
「自分の気持ちをわかろうとしてくれる」
「一生懸命に話を聴いてくれる」
「味方してくれる」と感じることが出来ます。


その結果、子どもは大人からの発信を受け取ってみたいという気持ちになり、
大人からの指示や言葉をよく聞くようにもなります。


心の満たされ方で大人と子どもとの信頼関係が左右されてきます。

また、この信頼関係が無ければ、
大人が子どもを指導していても受け止められないことは多々あります。


私たちはそのように子どもたちと楽しい駆け引きも楽しんでいます。


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