こんにちは!LITALICOジュニア四日市教室です。
LITALICOジュニアでは、小集団指導の際、複数名が共同して工作を行うことがあります。
先日のペア指導で桜のちぎり絵工作を行った際のお子さま同士の関わりがとても印象的だったため、本日はその様子についてご紹介いたします☺
大きな木の幹が印刷された台紙が床に置かれた状態で、『一本の桜の木を作ろう!』と言って、工作がスタートしました。
当初私は、同じ台紙を使って、Aさん・Bさんがそれぞれの好きなところにちぎった紙を別々に貼っていく流れを想定していました。
しかし、ちぎった紙を貼る工程になると、Aさんが、「最初にのりを全部塗ってからにしよう」と提案し、桜の花が咲く部分全面にのりを塗ったのです。
すると、Bさんは〈ここに貼る!〉と言いながら、Aさんが塗ったのりの上に桜の花びらを貼っていきます。
その後も、Bさんがお花見をする動物をどこに貼るか迷っている時に、Aさんが「猫さんは下、蝶々は上が良いんじゃない」とアドバイスをしたり、完成間近にBさんが〈ここまで貼ったらおしまいにする?〉とAさんに尋ねたりと、様々なやりとりが生まれていました。
そして、AさんとBさんは協力して大きな桜の木を完成させ、笑顔で教室内に作品を飾っていました。
自然な関わりの中で協力して作品を完成させたお子さまの様子を見て、心温まる思いでした。
今後も、他児と楽しく関わる体験をしていただけるよう、指導を工夫していきます!
『一本の桜の木を作ろう!』
教室の毎日
24/03/31 09:55