過去の様々な偉人が格言として残している

「花に水、人に愛」

上手い事言うなぁと思われた事はないでしょうか？

植物に水無くしては枯れていきます。
人には愛無くしては…やはり枯れていくのではないでしょうか。

キッズライフ東福岡の園芸活動が始まり、数週間が経ちました。
毎日、せっせとお水を上げている子どもたち。
職員が、枯れた花を摘んでいると、なんで花をむしっているの？と聞いてきたそうです。
職員は、このお花はもう終わってしまったから摘み取って、他の所に栄養をいきわたらせるんだよと説明すると、そのお友だちも「これも摘み取っていい？」と聞きながら、しぼんだ花を摘み取って行きました。

次の日、朝から花壇を見ると、前日より生き生きと花が咲いています。
枯れかかり、しぼんだお花は子どもたちの花を慈しむ愛情によって、元気になっていました。
花も愛情をかけてもらい元気になったのですが、子どもたちも慈しむと言う愛情で成長したと思います。


また、今日は1階にある事業所から、葉っぱをもらってきました。

大事に育てると、新しい芽が出て、綺麗な紫色の花が咲くそうです！
さっそく、ペットボトルの水に差し、陽の当たる窓辺に飾りました。

この葉っぱも、子どもたちのたくさんの愛情を受けて、綺麗に咲いてくれるといいなと思います。

帰りぎわにお友だちが「キレイに咲いてね。」と話しかけている様子を見て、なんだか心が温かくなりました。

花を育てながら、子どもたちの優しい心が育っているなぁと感じます。


植物を育てる事が、子どもたちの大切な療育活動の時間となっています。
これからもこの時間、そしてこの優しい気持ちを大切にしていきたいと思います。