こんにちは!
今日もお外は晴れ間が見える陽気ですが、日中も以前の肌を焼くような暑さではなくなり、過ごしやすい気温になってまいりました。
また夕方になると日もあっという間に落ちるようになり、秋らしい気候になってきたのではないでしょうか。
今週末の29日(金)には中秋の名月もあり、そうした秋らしさをこれからどんどん楽しんでいきたいですね!
そんな秋といえば、「〇〇の秋」と題してこの過ごしやすい時期に様々なものを楽しもう!という風習がありますね。
時に「読書の秋」であったり、時に「行楽の秋」であったり、「食欲の秋」なんてものもありますね。
秋は様々な作物が旬を迎える時期ですので、これから大きくなっていくお子様たちには栄養価の高い秋の食べ物をたくさん食べていただきたいところ……。
というわけで本日はそんな食べる時に使うものの練習を行うための教具をご紹介します。
それがこちらの教具で、用途としてはお箸の使い方の練習を行うためのものとなっております。
やり方としては、
(1)トングを鉛筆持ち(3点持ち)で持つ。
(2)片方の皿に乗っている玉を1個、トングでつかむ。
(3)つかんだ玉をもう一方の皿に置く。
と、いった内容のものです。
ポイントとしては、トングを正しい持ち方で持てているか、1個ずつつかめているか、移動する途中で玉を落としたり握りが崩れたりしていないか、といった点に注意して指導を行っております。
また、トングで慣れてきたお子様には段階的に小さなトングやピンセット、握りの部分が太い箸なども用いて練習を重ねていきます。
まだお箸が使えない、というお子様ではトングだったら簡単につかむことができたり、玉もカラフルで手触りの良いものをご用意させていただいているので見て触ってを楽しみながら取り組まれていたりと、皆さん積極的に取り組まれる姿がありました。
お箸そのものは世界的にも独特な食器ではございますが、お子様にとっては指先の微細運動を日常的に行うことができるため神経系の発達に大きく貢献してくれる良い器具でもあります。
お子様が日常の中で伸びやかな成長をしていけるよう、お箸の使い方から少しずつお伝えしていきたいですね。
これからもより良い療育の提供のため励んでまいりたいと思います。
【TODAY宮前平】モンテッソーリ教具の紹介(1)
教室の毎日
23/09/26 18:37