こんにちは
ハミングバード荏田西です。
今日は勤労感謝の日ですね。
学校がお休みなので、朝から元気な利用者の方の声が聞こえ、
スタッフも和みます。
普段の療育で、絵カードや写真カードを使用することがあります。
視覚優位の方や、見通しを立てることが必要な方、構造化をしている方など、様々です。
ずっと絵カードで過ごすのか?
いつ代わりのものに変えるのか?
等、不安もあると思われます。
基本的には、具体物の提示により、見て・触って・匂ってなど、たくさんの感覚刺激を入れて情報を確認していくのですが、それが整理され、記憶になると、写真カードや絵カードの平面になるのです。
写真は具体物を撮ることが多いので、具体物からの移行ですね。
それらの提示になれると、絵カードになります。
提示や声掛けの仕方で、絵カード提示もわかりにくいことがあります。
ですので、より分かりやすい使用を心がけなければなりません。
絵カード提示のほかに、手を使うことも有効です。
例えば、「行く」「行かない」を決めかねている場面や、指示されないと決められない場合です。
〇〇君、行く?と聞きながら左手を上げて手のひらを見せる。
行かない?と聞きながら右手を上げて手のひらを見せる。
ほとんどのお子様は手に注目した後、答えを導きだします。
ほんの少しのお手伝いで、選択も決断も確認も返事も出来るのです。
実は、×はあまり使用しません。
なぜなら、否定してしまう場合が多いからです。
「それは間違っている!」と言われてしまった?と認識する場合が多くみられます。
ただし、×のマークが気になる方もいらっしゃいます。
その方には、必要に応じて×の認識を確認しながら、適切に使用します。
入ってはいけないお部屋の提示や、触ってはいけない危険なものへの提示です。
あくまでも、危機管理として使用します。
×が好きでも嫌いでも、絵カードを使っても使わなくてもいいんです。
少しでも生きやすく、毎日が少しでも楽しく過ごせることが最優先だからです。
ハミングバード荏田西では、その方の成長と個性、そして今楽しく過ごしていただくために、様々な取り組みを行っております。
もちろん、家庭や学校、他事業所との連携も行いますので、遠慮なくご相談くださいませ。
コロナ対策万全です。
出来ることを一つずつ行ってまいりましょう。
ハミングバード荏田西
横浜市青葉区荏田西5-14-9
045-482-6083
大丈夫!
教室の毎日
20/11/23 11:12