皆さん言語聴覚士のことをご存知でしょうか?
ナーシング有松校には言語聴覚士が在籍しております。
まだまだ知名度が低い言語聴覚士😅
今回は、言語聴覚士の仕事内容や働いている領域など
言語聴覚士事情についてお伝えしたいと思います。
言語聴覚士(Speech‐Language‐Hearing‐Therapist)は、
通称STと言われており、
「話す、聞く、食べる」のスペシャリストです☺️
脳血管障害などの病気や先天的な原因により、
言語や聴覚に障害をもった方や上手く飲み込めない、
よくむせるといった嚥下障害がある方に対し、
コミュニケーション障害及び嚥下障害の程度を評価し、
機能改善や維持のための訓練などを行います😄
また小児・発達障害領域においても、
発達評価・訓練などを行っており幅広い方を対象としています☺️
現在、言語聴覚士がどの程度いるかといいますと、
2021年3月時点で約3万6千人です。
同じリハビリテーション職である理学療法士は、
2021年には約19万人の有資格者が存在しますので、
言語聴覚士が少ないことが分かると思います😂
また男女比は、8:2で女性の方が
圧倒的に多いです😄
結婚・妊娠・出産などで働いていない
潜在言語聴覚士もいるため、
実質、現場で働いている言語聴覚士は数値よりも
少ないと思われます。
そんな言語聴覚士。
どこで働いているかと言いますと
医療分野、つまり病院に勤務する言語聴覚士が
「約70%」と大部分を占めています。
一方、私たちが属する福祉分野は約7%といわれており、
まだまだ障害福祉分野で働く言語聴覚士が少ないことが
分かると思います😅
さらに小児分野(病院も含めて)で働く言語聴覚士は
全体の1〜2割といわれており、圧倒的に少ないです。
そのため、小児・発達障害領域で働いていると
「小児領域の言語聴覚士を探しているけど、
なかなか見つからない」と言った声も多く聞かれております。
療育的支援・発達支援を必要とする未就学児・就学児の数は
国内に数十万人規模と言われておりますが、
なかなか支援を受けられないので現状なのです。
言語聴覚士が小児・発達障害領域に少ない理由としては、
・制度上の問題
・就職先
・職場環境の問題
など様々な要因があります。
以上のような状況ですが、
ナーシング及びナーシングプラスにおいては、
ことばの専門家が在籍しておりますので、
言語聴覚士の支援を受けたいという方はお気軽に
お問い合わせください!
言語聴覚士とは?言語聴覚士事情!
教室の毎日
22/01/28 13:17