こんばんは。
ナーシング有松校です。
日々保護者の方々とお話しさせて頂く中で、「うちの子は他人との距離感が近すぎる」というお声を伺うことがあります。
今回はこの点に関して、子どもたちにパーソナルスペースというものを体験してもらう活動を行ないました。
パーソナルスペースは他人が自分に近づいた時に不快に感じる範囲のことですが、人それぞれこの範囲やまた特性も異なり、相手のパーソナルスペースを分かっていないと意図せず相手に嫌な思いをさせてしまうことがあります。
今回の活動はとてもシンプルです。
まず職員がそれぞれの子にゆっくりと顔を近づけてゆき、どのくらい近くなると嫌な感覚に襲われるのかを体感してもらいます。その上で、子どもたち同士でもお互いにどのくらいの距離なら嫌ではないかを実際にお互いに距離を詰めてみながら伝えあってもらいます。パーソナルスペースを体験してもらった後はそれぞれの子に感想を言ってもらいます。この取り組みの中でひとそれぞれ自分とは異なる距離感、許容範囲があることに気付いてもらうのが狙いです。
子どもたちの中には職員や相手の子が近づいてきても「全然平気」と答える子もいましたが、中には「うわっ」と言ってついつい身を引いてしまうこもいました。パーソナルスペースは関係性によっても変わってくるので、相手がとても近づいても平気な場合もありますが、何人かで一緒にいる行なう中で、他の子は自分とは違う距離で嫌だなと感じたりするのだということを体験することができました🤤
距離の問題は他にも様々なことが背景にあると考えられますが、自分とは異なる他者がどう感じるのかを知り考えることがとても大切になってくると思います。ナーシング有松校ではSSTもますます力をいれてやってゆきます。
ぱーそなるすぺーす
教室の毎日
22/03/22 23:38