こんにちは、ジェイです♪
ジェイでは集団活動の前に、必ずカードを使って、どんな活動をするのか伝えます。
そして、ここが一番大事! 終わった後の達成感が感じられるように内容を工夫しています。
さて、今日の活動はフラフープ通し!
一人ひとりにしっかりルールを伝えて、いよいよゲーム開始!
「さぁー! 上手にフラフープ通せるかな?」
「先生や友達との手を放しちゃだめだよ!」
「う――ん…もっと手を上げないと…」
「あっ、ここで足を入れて…あ――っ! ○○ちゃんと手が離れちゃう!」
「やったぁー! ゴール!」
「パチパチ…(拍手)」
と、スタッフも子ども達も会話も楽しみながらゲームを行いました。
まさに、子ども達とスタッフで協同性を育んでいます。
ちなみに子ども達の協同性とは…?
前回にもお伝えしましたが、新保育所指針に『幼児期の終わりまでに(小学校に入るまで)育ってほしい10の姿』が載せられています。その中に『協同性』があげられています。
『協同性とは』…友達と関わる中で、互いの思いや考えなどを共有し、共通の目的の実現に向けて、考えたり、工夫したり、協力したりし、充実感をもってやり遂げるようになる事。
具体的には
・保育士との信頼関係を基盤に友達との関りを深めて行く。
・思いを伝えあったり試行錯誤したりしながら、一緒に活動を展開する楽しさを味わう。
・共通の目的が実現する喜びを味わう。
・一緒に活動する中で、それぞれの持ち味が発揮され、互いの良さを認め合う。
とあります。
しかし、ここで注意したい大切な事があります。
この指針『10の姿』は、就学までに子ども達が身に付けなければならない事ではありません。保育士が子ども達を援助していくための、あくまでの方向性が示されているのです。
そのため、放課後等デイサービスでも、この『幼児期の終わりまでに(小学校に入るまで)育ってほしい10の姿』を子ども達の援助していくための方向性としてスタッフと共有し、今後も療育を含めた活動をして行こうと思っています。
次回は、『10の姿』から『1 健康な心と体』について、ご紹介いたします。
『みんなでフラフープ通し』 ~協働性を育む~
教室の毎日
21/11/18 12:19