こんにちは、ジェイです♪
先日、子ども達にパネルシアターを披露しました。
パネルシアターとは、
パネル布(毛ば立ちの良い布)を貼ったボードを舞台に、
Pペーパーという不織布で作った絵人形を、貼ったり外したり
裏返したりして演じるものです。
私がパネルシアターに出会ったのは、うん十年前。
これまで保育園に勤めていた私は、
「何か一つ得意なアイテムを身につけておくといいよ」という
先輩保育士の勧めでパネルシアターを作り始めました。
保育園では、
この4月は入園・進級した子ども達が新しい環境に戸惑い、
不安から泣いてしまう姿が見られます。
そんな時にはこのパネルシアターが大活躍しました!
それまで「ママー!お家帰る~!」と大泣きしていた子も、
パネルシアターが始まるとピタッと泣きやみ、
目を向けてくれるのでした。
そして、パネルシアターが終わると…また…!?
パネルシアターの良い所は、
子どもの表情を見ながら演じられる、
子どもに合わせて速さ、アドリブ、時には質問をはさめる。
一方的ではなく、
演じる側と見る側とがコミュニケーションをとりながら進行していける、
その時の子ども達の心の状態に合わせながら言葉がけや
演技を変えていくことができる、という所です。
子ども達は、動いて語りかけてくれる絵人形に夢中になり、
今度はどんなことが起こるのか、目をキラキラさせながら
次の展開を待っています。
そんな子ども達を引き込む魅力がたくさん詰まったパネルシアターには、
子ども達の心の発達においてもいいことがいっぱいだそうです。
・観察力や集中力、参加する積極性を養う。
・簡単なストーリーを理解する。
・空想力や想像力が広がる。
・身の回りの日常生活に興味をもつ。
・場面ごとの事物の名前や人物の行動へ興味をもつ。
・言語化能力や表現力が広がる。
お話の途中で応答したり、歌ったり踊ったりすることで、
自然と子どもたちの積極性や話す力を引き出すことができるでしょう。
また、変化に富んだ演出を見るなかで興味や関心が高まり、
「次はどうなるのだろう」「こんなものが出てきたぞ!」と集中して
場面を観察し、次の展開を想像する力が身につくかもしれません。
今回も皆、ニコニコと楽しそうにパネルシアターを見てくれました。
そんな姿を見て私も嬉しくなり、つい、
調子に乗って演じてしまったのは言うまでもありません(笑)
これからも、子ども達の心の成長や豊かさを育んでいけるよう
関わっていかれたらと思います。
パネルシアター✨
教室の毎日
22/04/18 18:38