こんにちは!
いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
今回はお箸の支援についてご紹介します!
子どもたちの支援をする中で、よく話題にあがるのが「食具」の使い方について。
スプーン、フォークの使い方を覚えて、指の発達段階を見ながらお箸の使い方を教えていくのが世の中の大まかな流れかと思います。
ブログをご覧頂いている皆様も、おそらく小学校に上がる頃には自然と箸を使えるようになっていたはずです。
利用している子どもたちの中には、小学校中学年でもお箸の使い方が難しい子たちも居て、専門的なアプローチが必要な場面があります。
箸が使えない様子を見ると「箸が使えない」と判断し、施す対策としては「箸の正しい持ち方を教える」、「小さいものをつまむ練習をする」等のトレーニングをする場合が多いかと思います。
子どもたちの多くは、箸の使い方がわからないのではなく、
「指の動かし方がわかってない」場合がほとんどなんです。
人指し指だけ動かそうとしても他の指も一緒に動かしてしまったり、お箸を3本の指だけでつかもうとしても、他の指が勝手についてきたり。
すべては子どもが意図してやっているわけではなく、無意識で行っています。
専門職が指の動きに介入することで、指がそれぞれ独立して動くようになり、箸が使えるようになった関わりをたくさん作ることができました。
指の機能が改善するだけで箸が使えるわけではなく、ご家庭や学校との連携をとりながら、食具のステップアップを図っていきます。
普段の生活では関わるのが難しい部分でも、こぱんに関わることで可能性を伸ばしていくことができます。
なかなか解決が難しいものでも、専門的なアプローチで関わることで、良い方向に進めることも少なくありません。
箸だけに限らず、岩槻教室では個々の発達度合いに合わせて適切な食具の獲得を促しています。
ぜひ一度ご相談いただけると幸いです。
今回も最後までブログをご覧いただきありがとうございました!
お箸、食具の支援
教室の毎日
24/05/03 17:20