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【触覚過敏をもつ子どもの支援方法③】

教室の毎日
前回に引き続き、触覚過敏をもつ子に対して
具体的な活動や方法を紹介していきます!

子どもも大人も安心して圧迫や固有感覚を
体験できる活動を工夫する必要があります。

例えば、
・重たい荷物を運ぶ
・パンチで穴を開ける
・重りを入れたベストを着る
・重たいリュックを背負う
・膝に重りや5kg程度の米袋を乗せる
などの活動も役に立ちます!

また、硬いものを噛むことも沈静化に役立ちますので、
意図的に硬いガムを噛んでもよいものを
提供することもあります。

さらに、トンネル潜りなど四つ這いをしっかり行う活動は、
手のひらで体重を支持する固有感覚活動だけではなく、
様々な感触を手のひらで体験する触覚活動でもあります。
四つ這いに限らず、
子ども自らが触覚環境に能動的に関わる体験を
提供することが、支援の際には重要となりますので、
よい活動の1つです!

そして、
触覚過敏がある子どもでも抵抗なく触わることが
できる素材が必ずあります。

例えば、
泥遊びは苦手でもサラサラの砂は好きだとか、
小麦粉粘土を少し暖めるだけで
触れるようになる子どももいます。
一般にネバネバした素材よりも、
サラサラしてやや重たさ、
質感のある素材の方が受け入れやすいので、
お米のプールの中におはじきやビー玉を隠して
宝探しの遊びをするなど、
まずは子どもの触わることができるもの、
吸うことができる触覚素材を見つけ、
それを使って遊びを展開するとよいでしょう!

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