読むこと、書くこと、運動が苦手は
「見えにくさ」が原因かもしれません。
視力がよくても、ものが見えにくいことが原因で、
読み書きや運動、生活面に困難が生じることがあります。
「ものが見えにくい」というと、
近視や遠視など視力の問題と考える人が多いでしょう。
しかし、視力検査では問題がないのに、
音読をすると同じ行を何度も読んでしまう、
板書を写すのに非常に時間がかかる、
文字が二重に見えるといった悩みを抱える子どもがいます。
実は見るためには、視力だけではなく、
見たいものに視線やピントを合わせたり、
形や色を見分けたり、
また、見たいものを脳で処理して体を動かしたり、
さまざまな能力が必要なのです。
これらすべての「視覚機能」が正常に働いてはじめて、
ものを正しく、はっきりと捉えることができるのです。
もし、視力がいいのに、
下記のような様子が見られる子がいたら、
それは「視覚機能」に何らかの問題があるかもしれません。
・音読などで同じ行を何回も読んだり、
読んでいる場所が分からなくなったりする。
・文字が読めないほど汚かったり、マスからはみ出したりする。
・頭を動かしながら、本を読む。
・板書を写すのに異常に時間がかかる。
・手先が不器用で、お箸やハサミをうまく使えない。
・集中して見ることが苦手で、
話を聞くときに、絶えず視線を動かす。
・ものや人によくぶつかる。
・投げられたボールをうまく受け取れない。
以上のような「みえにくさからくる」様々な悩みも
ビジョントレーニングで解決できるかもしれません!
【見えにくさが原因?!】
教室の毎日
23/04/15 18:09