またまた大雪が降り、アスファルトが見えていた景色も、また冬景色となりましたね。
連日の雪かきで、腕が限界を迎えそうな今日この頃です…。
さて、本日は個別療育の教材、「ポンポン入れ」をご紹介いたします。
入り口の小さな容器にポンポンを詰めていくものです。
こちらの教材は手指の巧緻性を高めることを目的としています。
折り紙を折る、はさみで切る、ひもを結ぶ…などの動作は、手指の巧緻性が鍛えられることで上手にできるようになっていきます。
※手指の巧緻性とは…手先や指先の器用さの事をいいます。
このような手指を使った教材や工作などは、手指が不器用なお子さんにとって意識的に指先を動かすことが必要になるため、繰り返し行うことで集中力も育むことが出来ます。
また、うまくできなくても、最後まで取り組むことで忍耐強さも養えますね。
(ちなみに、手指でポンポンを持ち上げ、目的の場所まで移動させるには、先週ご紹介いたしました「追従性眼球運動」が滑らかに行えることが必要になります。)
手指の巧緻性を高めることで、お子さんに今後必要となってくる、身支度(ボタンを留める、靴ひもを結ぶ)や、学習面(鉛筆をしっかり持つ、消しゴムの力加減を調節する)などにおいても役立てれば、と思っています。
余談ですが、指先にはたくさんの神経が集まっていて、『第二の脳』とも呼ばれています。
手指をたくさん動かすことで、脳の活性化を促し、思考力や記憶力の向上にもつながっていきますよ。
個別療育の教材紹介!②
教室の毎日
22/02/25 19:25