はじめまして、「さくだいらキッズらぼ」代表の眞島です。
今回はさくだいらキッズらぼ設立のきっかけについて書かせていただきます。
私は、学習塾を運営しています。毎年、卒業する子どもたちがいれば、新しく入って来る子もいます。みんな可愛い教え子ですが、密かに気になっていたのは、発達に凸凹のある子どもたちです。
みんなと同じように勉強を進められない
→ みんなが当たり前にできていることが、自分だけできない
→ どんどん勉強が嫌いになる
発達に凸凹のある子どもたちは、勉強に対して後ろ向きなことが多く、悩んだり、落ち込んだりしていました。
塾で、勉強の仕方から取り組む中で、「わかる」→「ほめられる」→「うれしい」「楽しい」→「もっと頑張る」→「ほめられる」→「自信になる」
このサイクルでみなさん成績が上がり、
・家でも勉強をするようになった
・前向きな発言が多くなった
・反抗期が終わった
などの、保護者も驚く変化を見せました。
それでも、中学高校へ進学すると突然不登校になり、塾に来なくなってしまうことがありました。人間関係等予想以上のストレスが負担になっていたようです。
私たちにできることは何か・・・
楽しく勉強をすることで自信につながった!
それだけでなく、生活やコミュニケーション訓練が必要だったのではないか・・・
そして、自分の将来について早くから考える機会を作り、一緒に伴走する・・・
私が住む長野県佐久市では、まだまだ発達障害に関する偏見が強いのが現状です。子ども自身が自分の個性や特性にコンプレックスを持ち、保護者の方が周囲に知られたくないと考えたりするケースも、珍しくありません。
私が塾に勤めているとき、こんなことを言う保護者の方がいました。
「障害のことを知られたくないので、他の子と違う時間帯に通わせてください」
発達障害を抱える子どもたちは、できるだけ早くから適切な発達支援を受けることで、もっともっと可能性を伸ばしていくことができるでしょう。
しかし、その「適切な発達支援」を早期から、多角的に受けられる場所は少ないのも現状です。
それなら、発達に不安を抱える小中高生を受け入れられて、学習指導と将来へのサポートができる教室を作りたいと思いました。
子どもたちが、将来なりたい自分になり、仕事に就き、自分の力で生きていく
――そのための必要な力を育むために、さくだいらキッズらぼが誕生しました。
さくだいらキッズらぼ誕生のきっかけ
スタッフ紹介
21/05/21 23:25