こんにちは!
LUMO(ルーモ)西宮江上校です。
遠い国では今も戦争が続いています。
毎日のように映像とともに流れるニュースを見て、「なんで戦争なんかするの?」と子どもたちも思うのでしょう。送迎中の車で話題になることもあります。
国同士が攻撃し合い、ミサイルや爆弾を使って多くの人の命が奪われていく・・。
アメリカの児童書の作家が次のような言葉を残しているそうです。
「子どもには、本を通してどの国の子とも仲良くなってほしい。
自分の友だちが暮らしている国に害を与えようと思わなくなるから」
(キャサリン・パターソン)
本を通してどの国の子どもとも仲良くなる、というのはイメージしにくいかもしれませんが、ロシアの子、ウクライナの子、世界のどの国の子どもも、日本の子どもたちと同じように、絵本や児童書を読むことを楽しみにしている、という感覚でしょうか。
日本でも人気のある外国の絵本、児童書も沢山ありますね。
「おおきなかぶ」はロシアの民話、
「てぶくろ」はウクライナの民話、どちらもロンクセラーの絵本です。
そして、
「子どもに本を読んだ後、題名、作者の名にどこの国の本かと添えて子どもに伝える」という提案をした方がいます。
日本の児童文学作家、杉山亮さん。
なるほど!と思いました。
日本は島国なので、大陸で国境がある国々とは感覚が違うかもしれません。
けれども願いを込めて伝えることを積み重ねていくことで、子どもたちの中に大切なものが少しずつ培われるのかもしれませんね。
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外国の民話・絵本 ~遠い国にも友だちがいる~
教室の毎日
23/03/29 09:47