こんにちは。
LUMO(ルーモ)西宮江上校です。
猛暑が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日のブログでは猛暑とは全く関係ない前頭葉の働きについて説明していきたいと思います。笑
まず前頭葉とは…
前頭葉とは、大脳の前部分に位置し人間の運動、言語、感情をつかさどる器官のことです。
前頭葉は、司る領域によってさらに「前頭連合野」「ブローカ野」「運動前野」「補足運動野」「前頭眼野」「一次運動野」に分けられます。
各領域は担っている機能が異なるため、障害によって引き起こされる症状も異なります。
それでは一つずつ解説していきます。
【前頭連合野】
思考、判断、情動のコントロール、コミュニケーションといった高度な分析・判断を司ります。思考力、創造性、社会性といった人間らしさの源泉ともいえる部位でもあります(高次脳機能)。
人間の前頭連合野は大脳の約30%を占め、他の生物と比較して大きいため、複雑な行動をとることができます。
脳血管障害、脳外傷などによって前頭連合野に障害が起きると、注意障害、情動失禁、多幸感、易疲労性といった高次脳機能障害を引き起こします。
【運動前野】
赤信号を見て歩みを止めるなど、外界からの視覚的な情報をもとに、行動しようとする機能を司ります。補足運動野と合わせて高次運動野ともいいます。
ここに障害が起きると、動作拙劣となります(習熟した運動ができなくなる)。
【補足運動野】
自発的に行動を起こそうとする機能を司ります。運動前野と合わせて高次運動野ともいいます。
ここ「障害が起きると、自ら進んで手足を動かしたり、言葉を話したりしなくなります。
【一次運動野】
高次運動野(運動前野と補足運動野)からの指令を送る役割をもちます。運動野からの指令が錘体路を通って骨格筋に伝わることで、随意運動が行われます。
一次運動野が障害されると、錘体路徴候が起こります。錘体路は随意運動を司る神経伝達路であり、筋緊張の亢進、バビンスキー反射、手指の巧緻運動の障害といった症状が現れます、
【前頭眼野】
前頭眼窩野ともいい、眼球の随意運動を司ります。
【ブローカ野】
発話する、字を書くといった、言語を司る領域です。19世紀後半、フランスの外科医ブローカが発見したため、ブローカ野と名づけられました。
ここに障害が起きると、運動性失語(ブローカ失語)が起きます。
いかがだったでしょうか?普段生活している中では特に脳の働きなど気にせずに生活している人が大半だと思います。そこで少しだけでも脳の機能を覚えてみて、意識しながら生活してみるのも面白いのではないでしょうか。
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前頭葉の働き
教室の毎日
23/08/12 14:20