こんにちは!
ナーシングプラス有松校です😊
師走も半ばに入り、寒さの厳しい冬になってきましたね❄
先日、職員で感覚統合についての勉強会を行いました。
初心に返り、感覚のピラミッドをもとに発達内容の確認、感覚刺激の受容の違いによる反応の違いや、実際に考えられる行動についてどんな感覚の困りごとがあるのかを考えながらアプローチ方法を検討しました。
公園などにある遊具や外遊びは感覚の発達を促す遊びとして、とても効果のあるものとなります。
しかし、発達障害を抱えているお子さんには、感覚の偏りによる生活での困難さが見られることが多くあります。
例えば、身体の傾きや揺れを感じる「前庭覚」の敏感さがある子にとっては、公園での滑り台やブランコ遊びが強い刺激となってしまい、楽しむことができず乗るのも怖がってしまいます。逆にあまり感じにくい子は乗り続けてしまうなどの行動が考えられます。
人の身体を動かすときには、様々な感覚の組わせで運動に繋がっています。
その土台となるのが、固有覚・前庭覚・触覚を中心とした感覚機能です。
この感覚機能が発達の土台となるので、発達に必要な刺激を遊びや体操などを通して感じてもらうことが『感覚統合療法』となります。
私たちナーシングプラスでは、まわりの人からみたら問題行動として見られてしまう行動の原因を探り、本人の根本となる感覚の困り感へのアプローチ方法を考えながら、日々の生活や体操を行っています!
段々と年の瀬も近づき、特に年長さんの子たちは小学校への準備も本格的にはじまることかと思います。
よくお困りごととして聞く、
・じっと座っていられない
・鉛筆の使い方が得意ではない
などのお困り事も、もしかしたら本人も気づかない根本の感覚に何かお困りごとを抱えているのかもしれません。
一つの考える視点として、感覚統合での考え方を用いながら支援を続けていければなと思います(*^^*)
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感覚統合の勉強会
教室の毎日
21/12/17 20:16