新年度が始まり、新しいクラスで友達ができるかドキドキしている子もいるでしょう。
あるいは何の心配もしていない子もいるかもしれません
特性のある子の中には他者との関わり、または集団での行動が苦手な子がいます。
なんの悪気もないのだけれど、気が付いたら他の子が離れていっている。
あるいは自分が他者と遊ぶことに興味がない場合もあります。
今日はアネラでの他児と関わるの練習の1シーンをご紹介いたします。
集団遊びというプログラムではさまざまな道具(カードゲームやおもちゃなど)を使って少人数で一緒に遊ぶ場を提供します。
たとえばこんな感じ。
職員は不必要な介入は避けて、子ども同士のやりとりを尊重します。
そのうえで支援が必要な場合は他児とのやりとりを促したり、最低限の支援をすることで成功体験へと繋がるようにしています。
こちらの☆の子は集団での活動が苦手なお子様でした。
まずゲームのルールの複雑さがハードルとなります。
見通しが立たないため不安でその場から逃避するという行動が出てしまいます。
これまで様々なゲームを通して、『今やること』を視覚的にお伝えすることで安心して参加できるように練習してきました。
以前は子どもからの話はなかなか耳に入りませんでしたが、同じようなシーンを繰り返し練習することで、写真のように他児の説明をじっと聞くこともできるようになりました。
アネラでは特性に合わせて環境を整えることで、子どもたちの『できた!』を引き出し、成功体験を繰り返すことでスキル習得につなげています。
今日は他にも英語、防災をおこないました!
読んでいただきありがとうございました!
友達と遊ぶ練習!
教室の毎日
23/04/14 10:07