こんにちは、越谷市指定の児童発達支援事業所のてらぴぁぽけっと越谷大袋教室です。
天候が安定してきましたが昼と夜の寒暖の差があるので大人も子供も自律神経が乱れがちなのか、体調を崩しやすい方が多いように思います。皆様もどうぞご自愛ください。
今日はハサミの練習をしているお子様の写真をパチリ。
年中さん以上になると、工作などの物を使った活動が増えてくるので、そういったことが園で困っているので、プログラムに入れて欲しいというご希望を頂くことがあります。
そういったケースの場合、しばしばハサミに苦手意識があったり、上手くできないことが不安なあまりハサミを握ることすら拒否的である状態で来られることがしばしばあります。そういったお子様でも「てらぴぁぽけっと」では、ハサミが好きになったり、前向きに取り組んでくれるお子様が多いように思います。
もちろん、最初はハサミを見ると、嫌なこと・苦手なことをさせられるという様子ですがこちらが①やり方を無下に否定しない、②危険な時だけ介入、③上手に切るためのコツを伝えたり、見せる、④上手に切るための仕掛けを紙に施す、⑤楽しんで切るための用紙を用意する、という工夫をするだけでも前向きになれているように思います。
いちばん気を遣うところは、①の「やり方を無下に否定しない」というところでしょうか。どうしてもご家庭でハサミを見て頂くと、心配するあまり早め早めに声掛けをされてしまうことが多いようです。本人としてはやる気になっているのに、「どうしてやる気に塩をまくんだよ」ということがあるようです。
もちろん、見ていると、危なっかしく、上手くやれないだろうということは大人から見てわかることはあります。上手く切らせてあげて成功体験を早く積ませてあげたいという気持ちもあります。ただ、同時に失敗する機会や自由を大人がうばってもいけないのかなとも思います。
1~2度、危険に配慮をしながら自由に切らせてみて、まだやる気があるようならば、こうすると上手に切れるよと伝えると、失敗すること上手くいかないことが不安で拒否が強いお子様には言葉が入っていきやすいようです。
「3センチのガマン」という言葉があります。子どもを放任するわけではなく、過剰に介入するわけではない程よい見守りがお子様が自主的に動いて成長するために必要ではないかと考え、支援をさせて頂くことがあります。失敗してもフォローできる見守りや態度、やってみるとなかなか難しいのですがお子様の主体的に成長する機会を提供していければと考えております。
<無料・見学相談会>
10月25日(火)~10月28日(金)
見学可能時間◆13:15~14:45
対象◆首がすわったお子様〜就学前までのお子様
【申込方法】(ご利用されやすい方法でお問い合わせください)
お電話:048-972-4737
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【ハサミの練習~3センチのガマン】
教室の毎日
22/10/21 09:41