こんにちは、てらぴぁぽけっと越谷大袋教室です。
今日ご紹介するのは、ある日の支援での出来事です。
はじまりの会を終え、個別支援のために個室に入り、
「じゃあまず座って…」
『ねえ、これなに?!』
こちらの声かけと、お子さんの声がかぶりました。
そのお子さんは、たまたま置いてあったおもちゃのカゴの中にあったすごろくのサイコロを手にして興味深そうに見つめていました。
すごろくの台紙とサイコロを見せて説明してみたところ、お子さんの顔が徐々に笑顔になり、
『これつくりたい』
『ぼてじんみたい』
とこちらに一生懸命話しかけてくれました。
どうやら、サイコロと、ピタゴラスイッチのぼてじんというキャラクターが似ていると連想したようです。
興味を持てること、
やってみたいという気持ち、
『これつくりたい』と言葉で相手に自分の気持ちを伝えられたこと、
いずれもとても素晴らしいことです。
サイコロからぼてじんと連想した発想力にも、とても感嘆しました。
サイコロの展開図をハサミで切り、線に沿って折ってもらいます。
直角の箇所をハサミで切るのは難しいですが、そのお子さんは『はんたいからきる』『じゃまなところはきる』と自分で言いながら工夫できていました。
紙を折るというのも、線に沿ったり端を合わせたりという空間認識の力や、片手で紙を押さえながら反対側の爪先で折り目をつけるという両手の細かな動きが必要です。
そのお子さんは今までの【折り紙を半分に折る】練習の甲斐あって、頑張って画用紙を折ることができていました。
完成すると、
『ほかのせんせいにもみせる!』
とニコニコしながら見せに行っていました。
また、その日は『はやくおわらせてぼてじんつくる!』と一気に課題に取り組み、素晴らしい集中力を見せてくれました。
やはり、やらされるよりも、自分でやろうと思える気持ちはとても大事ですね。
そんなお子さんたちの自発的な気持ちを大切に、私たちも関わらせていただきたいと改めて思った一日でした。
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24/02/10 21:01